熊本大学 GP TOP お問い合わせ 教授システム学専攻 大学院教育改革支援プログラム 文部科学省 IT時代の教育イノベーター育成プログラム
 
  これまでの取組みの紹介
 
 

教授システム学専攻は、教育設計学(インストラクショナルデザイン)を中核とし、情報技術、マネジメント、知的財産権から構成される教授システム学の体系的な教育研究により、eラーニン グ推進を担う高度専門職業人等を育成すべく、平成18年4月に開設され、志願者37名から選抜された15名の第1期生に22名の科目等履修生も加えてスタートしました。eラーニング 専門家をeラーニングにより養成する日本初の大学院であり、各地の社会人学生等が第1・2期生として学んでいます。本専攻は、以下の通り、大学院設置基準改正の趣旨を既に体現しており、大学院教育実質化の先進事例を目指しています。

教授システム学

  1. 修了者像に基づく課程設計:人材養成目的に即した体系的カリキュラム編成
    修了者が備えるべき職務遂行能力(コンピテンシー)をウェブ上で公表し、教育目標の達成責任を内外に明らかにしました。体系的な教育課程の編成に向けて、各科目の先修要件を定めると ともに、各科目の単位取得条件となる課題群を職務遂行能力と直接的関連を持たせて設定するなど、自らの教育課程編成に教育設計学の手法を活用しています。いわば出口(修了者像)から遡って課程全体を体系的に設計しています。
  2. 課程修了と業界団体認定資格との連動:産学連携による人材需要への適合性確保
    職務遂行能力や教育内容の設定に当たっては、eラーニング業界の求める人材を輩出するため、特定非営利活動法人日本eラーニングコンソシアムと連携し、同コンソシアムが策定中の「eラ ーニングプロフェッショナル資格認定制度」に関し、修了と同時に取得できるように配慮しています。
  3. 集団的討議・点検による教育の質保証:徒弟制的教育とは対極の組織的教育
    教育の質保証のため、教員・授業補助者・教材作成者が一堂に会し教育内容の相互点検等を行うレビュー会を定例化するとともに、集団的討議に基づくガイドラインに沿ったシラバス、明確な成 績評価基準等を実現し、FD及び自己点検・評価のメカニズムを教育実施体制の中に内蔵しています。

 
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