2005.7.22.
E-learning World 2005 L-2
21
IPUロゴ
マルチメディア教材設計7原理 (R. Mayerによる)
設計効果は,知識が豊かな学習者よりは知識が少ない学習者に,また空間能力の低い学習者よりは空間能力が高い学習者に,より強く作用する.
個人差
原理
アニメーションに対して,画面上の説明文と同内容のナレーションを両方提示するよりは,ナレーションのみの方がより良く学べる.
冗長性
原理
アニメーションと画面上の説明文(視覚+視覚)の組み合わせよりは,アニメーションとナレーション(視覚+聴覚)の組み合わせの方がより良く学べる.
モダリティ原理
無関係な文章や画像,音声が含まれているよりは,除かれていた方がより良く学べる.
首尾一貫原理
関連する画像と文章が片方ずつ提示されるよりは,同時に提示された方がより良く学べる.
時間接近原理 
関連する画像と文章がばらばらに配置されるよりは,同じページ・画面上に近接されていた方がより良く学べる.
空間近接原理 
文章のみからよりは,画像つきの文章からの方がより良く学べる.
マルチメディア原理
注:Mayer (2001)の表11.1 (p.184) を筆者が訳出した
Mayer, R.E. (2001). Multimedia learning.  Cambridge University Press.
心理学研究から導出された設計原理はこれだ!
ごくごく当たり前では?
この原理に従えば、効果的・効率的・魅力的な学習環境になるのかなぁ?