事例分析:事例分析(公開用サンプル)


件名:事例分析
作成者:Aさん

Aです。

事例;A大学 福祉社会入門 eラーニング教材

1.学習環境のデザイン原則
■原則1;学習者中心
学習者は、大学生であり、通学生と通信生(社会人)と分かれる。
通学生は、主に1年生が多い。受講者数は、通学;700名 通信;1500名ほどである。
入門科目としているため、前提知識は特段必要ではない。各講に小テストがもけられており、合格しなければ、最終試験は受験できない仕組みとなっている。また確認テストは各講の各章に設けてあり、何度でも繰り返し実施することが可能である。確認テストはなるべくクリアしやすいように受講すると合格するレベルに設定されている。

■原則2;知識中心
「ふくし」についての幅広い知識と関連性、問題把握と課題解決方策についても言及されており、「ふくし」全般にわたっての課題を理解することが可能となっている。

■原則3;評価中心
各講に設けられた小テストにより、学習者自身によって、理解度を把握することができるものの、教員が小テストの結果に基づき、学習者の状況や学習コンテンツの改善に努める姿勢が若干弱いと思われる。
質疑応答には学習指導講師が行うものの指導方略の改善まではいたっていない。

■原則4;共同体中心
質疑応答用にクラスルームがあり、非同期ではあるものの学習指導講師や教員からの24時間以内の返答により他受講生も閲覧することが可能となっている。オープン化されている。

2.プランソンが提案する学校の情報技術モデルとその他モデル

  「現在のモデル」といえる。

教員の知識や経験をVOD(ビデオオンデマンド)を活用し、伝達し、非同期型のクラスルーム(掲示板)での質疑応答が行われ、言語情報、知的技能を修得していく。
ディスカッションも設けられているものの書き込みは必須ではなく、活発な論議に展開していない。より学生間、教師学生間の双方向のコミュニケーションを蜜に活発に行われるようにすることが望まれる。

以上


件名: Re:事例分析
作成者:Bさん

Aさんへ
 Bです。こんにちは。

感想を述べさせていただきます。

タスク12においても思ったのですが、Aさんのところでは、通信制と通学生の2つのコースに同じ学習内容を提供されている。というtことに関心を持ちました。

 学習者中心という観点では、社会人の持つ関心は、学生のそれとはおそらく違っていて、前提の条件もばらつきがかなり大きいものと思います。
 こうした中で、学習環境を設計するとなるとかなり難しさがあるのだろうという推察です。だから、ほかの教材や学習コースと違い、共同体への取り組みもされているのではないかと思いました。

 企業の中では、担当している業務が違うので、おのずと関心のある領域も違うはずですが、そこまでの細かな配慮は、ほとんど行われていません。通信制と通学生では、かなりの違いをもっているため、Aさんのところでの取り組みは、企業の中でも参考になるものと思いました。

以上です。


件名: Re:事例分析

作成者: Aさん
Bさん

Aです。コメントありがとうございます。

同じ教材を提供する上で、方法や学習指導講師も分け、提供しておりますが、同じく提供したいと思っております。その点が現在の大きな課題となっております。通信生と通学生の融合により、良い影響や学習効果を発揮することはできないかと思っております。