IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標 (公開用サンプル)


件名:IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標
作成者:Fさん


IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標をまとめた。

1.自己分析
 添付ファイルのように、自己評価を勝手ながら行った。今回の受講を
 通じて得られたと評価するコンピテンシーが 37項目挙げられた。
 これは受講前に修得していたと 思う点が41項目であったろうと判断
 すれば、多くのこと をコンピテンシーとして保有するに至れたのでは
 ないかと考える。

2.各ID領域において当面の目標
 ①「専門家基礎」
  「3.IDとID関連領域に関する自分の知識・技能・
  態度を更新・向上できる(E)。」の点でもっと積極的に
  活動を行うことが必要である。特に次の2点はすぐにでも
  行うるので実行に移したい。
  ・「(ウ)専門家の活動(学会・業界団体など)に参加している(E)。
  ・「(エ)将来の仕事・出版・専門的プレゼンテーションに備えて自分の
   仕事をドキュメント化している(A)。

 ②「計画と分析」
  「6.ニーズ分析を実施できる(E)」の点で全くといって実現できて
  いない。ニーズを把握することと、そのニーズが仮に得られたとしても
  (学習者や、学習者の上司がニーズを明言したとしても)、それが真の
  ニーズと言えるのかどうか、しっかりと評価し本来習得すべき事柄が何
  で、どうやったら獲得できるのか説得できるID者へのコンピテンシー
  を獲得したい。

 ③「設計と開発」
  設計と開発は元来より経験ががあるのでコンピテンシーを保有している
  と自己評価した。が自信をもってそう言えるかというと、その絶対の自信
  はない。甘んずることなく、謙虚に顧みてコンピテンシーに磨きをかけて
  いきたい。

 ④「実施と管理」
  「21. ビジネススキルを駆使してIDプロジェクトが管理できる(A)」
  ということが全くできていない。確かにそのはずである。なにせID者と
  いう者が皆無に等しい我が身の環境下では致し方ない。ID者の育成を始め
  IDという仕事の価値や貢献というのもが示せるように努力をしていきたい。

添付: IDの職能領域とコンピテンシシー.xlsx


件名: Re:IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標
作成者: Kさん

Fさん、コンピテンシーの自己分析を拝見しました。

Fさんの職業柄、設計と開発についてはすでにコンピテンシーを
修得されているとのこと。

そにに対して、計画と分析については、ニーズ分析ができていないということなので、この点を修得すれば、結構つわものなID者になりそうですね。

ニーズ分析は、たくさんの使用者のフィードバックを得ることで可能になるのでしょうね。

ニーズ分析さえしっかりしていれば、あとはそのニーズにそったアウトプットを出すと良いので、ニーズ分析はいわば、成功へのファーストステップですね。

ID者が必要なんだ、と思ってもらえるように、実務でも結果を出していけるよう、お互い頑張っていきましょう!


件名: Re:IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標
作成者: Hさん

Fさん

こんにちは。コメントさせていただきます。

>ニーズを把握することと、そのニーズが仮に得られたとしても
>(学習者や、学習者の上司がニーズを明言したとしても)、それが真の
>ニーズと言えるのかどうか、しっかりと評価し本来習得すべき事柄が何
>で、どうやったら獲得できるのか説得できるID者へのコンピテンシー
>を獲得したい。
私自身、専門学校に勤務して「資格取得」はニーズだと思っていましたが、
そんなことを企業は望んでいないことに今更気づきました。
(「大卒」の学歴に対抗する手段と捉えている教員や学生が多いです)
どんな人材を求めているのか、真のニーズを見抜ける目が欲しいですね。


>ID者の育成を始めIDという仕事の価値や貢献というのもが示せるように努力をしていきたい。
これだけIDの領域が広いと、ID者の育成がいかに大事かがわかりますね。
「教授システム学専攻」に入学した自分が、どこまでその役割を果たせるようになるか分かりませんが、貢献できる人材になりたいと思いました。


件名: Re:IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標
作成者:A さん

Fさん、 こんにちは、Aです。

Fさんの自己評価を拝見いたしました。
本学科によって多くのコンピテンシーを獲得なさり、おめでとうございます。

さて、Fさんが、自己分析の中で「ニーズ分析を実施する」というコンピテンシーが不足していると記述されておられ、とても共感(?)いたしました。

学習者は同時にクライアントでもあるという状況の中、どのニーズ(知覚品質)に焦点を合わせるかは、とても悩むところです。 そもそも、企業が市場をどうセグメントするかや事業戦略、事業の重点方針に大きく影響される意思決定です。
場合によっては、一つのコンテンツ開発プロジェクトの権限範囲を超える場合もあります。

しかし、その中において事業責任者として、ID者として、顧客をセグメントし、ターゲット顧客のニーズを把握することは、とても重要な事項です。

同業として、とてもよく分かる分析結果だと思いました。



<使用承諾のお願い>
FさんのIDコンピテンシーチェックフォームが、とても良く出来ておられましたの、フォーマットを活用させていただきました。
事後連絡になりますが、何卒、ご承諾いただけますよう、よろしくお願いいたします。
以上


件名: Re:IDの職能領域とコンピテンシシーについての自己分析と、当面の目標
作成者: Fさん

Aさん
 ご無沙汰です。小生の「チェックフォーム」がお役に立てて幸いです。
私としても、『人材教育』8月号の記事「研修後アンケートの見直しが
教育効果測定の第一歩!測定・改善サイクルにつなげる」を読ませて
いただきました。表現(文章、図)が素晴らしく、自分の発表資料など
に活用させていただきたと思います。もちろんパブリックなものとして
発表する場合は、Aさんに了承をいただきますので、その際はどうぞ
宜しくお願いします。