(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学 (公開用サンプル)


件名:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者:Bさん

Bです。
事例分析書を添付します。
よろしくお願いします。
task15-1.pdf


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者:Kさん
仮題15 Bさんの事例報告書(仮)に対するコメント
              2007.8.6コメント
Bさんへ
事例報告書(仮)に対して気が付いたことをコメントさせていただきます。参考にしていただき、採用の有無はBさんのご判断に委ねます。

1.1頁 1.2 目的の1行目
 「他に先駆けて」は、「他の大学に先駆けて」がいいのではないか

2.1頁 1.2 目的の4行目
 「通学な困難な」は、「通学が困難な」ではないか。

3.1頁 1.3 学習対象者の1~2行目
 「(一部の中退も含む)」は、「(一部の中退者も含む)」がいいのではないか
 「現在も通学が困難な方)」となっている。」は、「現在も通学が困難な者)」となっている。」とする。ここの文章に、括弧があるが、括弧の中に括弧があるので紛らわしい。どちらかの括弧を工夫されたらいかがでしょうか。

4.2頁 2.1 ハードウェア、ソフトウェアの分析 3~4行目
 「XOOPSが用いられていると思われる。」とされた理由は何かを明示する。(すみません、XOOPSって何ですか。ITに詳しい人なら誰でも知っていることでしょうか?)

5.2.1.2 ブレンディング技法の観点に基づく分析 1~3行目
 「本事例は、・・・と推察される。(事前に、・・・推測する。)」となっていますが、実際に体験されたのではなかったでしょうか。「中核型」と判断した理由が明示されるといいかと思いました。

6.2.1.2 ブレンディング技法の観点に基づく分析 5行目
「具体的に、図表7-8をもとに分析する。」となっているので、「集合教育」「OJT」「WBT」[職務遂行補助]についても言及されたらいかがでしょうか。

7.3頁 2.2.1  1行目
「学習内容から推測した。」は、<学習内容から推測せざるを得なかった。コース設計において学習目標の設定は不可欠なので、たとえば「Linuxの基本操作ができるようになる。」といった目標を明示する必要がある。>というようにしたらいかがでしょうか。

8.11頁 2.6.2 1)  4行目 と 4) 12頁 3行目
「見られ、生徒のニーズに」は、「見られ、学生のニーズに」とする。「生徒のニーズ」は、「学生のニーズ」とする。生徒は高校生まで、大学生から学生となります。

以上です。


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者: Bさん
Kさん

こんにちは。Bです。
丁寧なコメントありがとうございます。
とても参考になりました。

>1.1頁 1.2 目的の1行目
>2.1頁 1.2 目的の4行目
>3.1頁 1.3 学習対象者の1~2行目

この部分は、信州大学のサイトに書いてあることを参考にしたのですが、
もう少し書き改めたいと思います。


>4.2頁 2.1 ハードウェア、ソフトウェアの分析 3~4行目

説明しようか迷った点なのですが、説明を書き加えることにしたいと思います。


>5.2.1.2 ブレンディング技法の観点に基づく分析 1~3行目

eラーニングは体験しましたが、大学の講義と連動している可能性も
捨てきれず、「推測する」としてあります。
もう少し明確に、推測した理由を書き加えたいと思います。


>6.2.1.2 ブレンディング技法の観点に基づく分析 5行目

「集合教育」「OJT」「WBT」[職務遂行補助]についても言及したいと思います。


>7.3頁 2.2.1  1行目

ありがとうございます。改定の参考にさせていただきます。


>8.11頁 2.6.2 1)  4行目 と 4) 12頁 3行目

ご指摘ありがとうございます。
気をつけているのですが、学生を生徒と言ってしまう癖があります。
書き改めます。


以上、大変参考になりました。
ありがとうございました。


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者: Lさん
Bさん、こんにちは。
分析書を拝読しました。
体験したことのない者にとっても教材の特徴がよく伝わる分析書だと思います。
また、改善案の中で「複数の理論的背景があるもの」を優先されている点が、なるほどと思いました。


3ページ
>1) ガニェの5 分類に基づく分析
>学習課題は、言語情報と知的技能に分類されると考えられる。知的
>技能は、弁別学習、概念学習、ルール学習のすべてが含まれている
>と思われる。

(2.2.2とのからみで)言語情報/知的技能と判断された課題の内容を、この項にそれぞれ書いていただけるとよいと思います。


4ページ 2.2.2
「洗い出し」という表現が3回ありますが、教材作成者が作成にあたって洗い出したものなのか、それともBさんが分析にあたって洗い出したものなのかが、少し伝わりにくいかなと思いました。
たぶんBさんが、ということだと思いますが、明確にされるとよいかと思います。


2.3.1
4)以降の、見出しの数字がかぶっているみたいです。


以上、思いつくままに書かせていただきました。


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者: Bさん
Lさん

こんにちは。
インストラクショナル・デザインⅠに引き続き、お世話になります。
コメントありがとうございます。

>3ページ
>(2.2.2とのからみで)言語情報/知的技能と判断された課題の
>内容を、この項にそれぞれ書いていただけるとよいと思います。

そのようにしたいと思います。


>4ページ 2.2.2

確かに、わかりにくいですね。
わかりやすい文章に改めたいと思います。

>2.3.1
>4)以降の、見出しの数字がかぶっているみたいです。

いつもうっかりミスしてしまいます。
ご指摘ありがとうございます!


以上、お忙しい中コメントいただきありがとうございました。


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者: Nさん
Bさん、こんにちは。

信州大学の取り組みは、私も興味を持っていた事例です。

さて、今回の改善案の提案のなかの「学習者と教師が直接会う機会(個別面談や集合教育など)も設ける」についてですが、

>もしも学習者と教師が直接会う機会が設けられていないのであれば、直接会う機会を設
>けることを提案する。特に、e ラーニング開始前に、学習者と教師が全員集まる講義型授業
>を設けることを提案する。

というご提案は、実現すればとてもよいことだと思うのですが、「学習対象者」が「情報工学科社会人3年次特別編入生(所定の教育機関を修了したのち(一部の大学中退も含む)、社会で1年以上の実務経験を有し、現在も通学が困難な方)」であることを考えると、実現が難しいのではないかなと思いました。

特に、信州大学の社会人3年次特別編入生のように「通学が困難な方」を明確に対象に含めている以上、全員が集合するというのは恐らく難しいと思います。また、集合できる方だけでも参加して下さいということであっても、参加できない人は疎外感を受けることがあると思います。「通学が困難な方」というのは「仕事で忙しい方」だけとは限りませんので・・・(とはいえ、論文指導や最終試験などは通学を要する、というようなことが書いてあったと思いますので、些かの矛盾は感じています。)

このようなことを考えますと、「学習者と教師が直接会ったことと同等の効果を生む方法」を考えることも必要ではないかと思いました。その一つの例として、私が分析対象とした八洲学園大学のリアルタイム配信型遠隔授業があります。すでに技術的に実現しているものであり、それが本当に「学習者と教師が直接会ったことと同等の効果を生む方法」であるかの検証は必要だとは思いますが、少なくとも、私などは先生に一度も会うことがないどころか、一度も大学に足を運ぶことなく学習を行うことができましたので、かなり効果的だと思います。今後のご研究の参考にでもなればよいのですが・・・

最後になりましたが、今学期一緒に学習させていただきまして、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


件名: Re:(仮)事例分析書:信州大学工学部インターネット大学
作成者: Bさん
Nさん

こんにちは。Bです。

学習者と教師が直接会う機会を設ける提案について、
コメントいただき、ありがとうございます。

学習者の方の中に「通学が困難な方」がどの程度いらっしゃるかは
わからないのですが、現実的に直接会うことが難しい可能性もありますね。

ただ、今回自分が初めて本格的なeラーニングで学習をしてみて、
「直接顔を合わせることの大切さ」を身にしみて感じました。
たとえば掲示板で質問するのも、顔を合わせたことのある方に
質問するのか、そうでない方にするのかで、緊張感が違います。
そこで、「最初の1回ぐらいは、なんとか顔を合わせられないか」と思い、
改善案として提案してみた次第です。

しかしながら、ご指摘のように、直接会わなくても、
会うのと「同価値」の手段を考えることも大切ですね。
Mさんの八洲学園大学の事例も拝見しましたので、
ぜひ参考にさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。