作成者 : 薬学部 石塚 忠男 tstone@gpo.kumamoto-u.ac.jp
題名 : Webページ(ホームページ)の書き方
Time-stamp: <2001-03-06 16:14:44 t-kita>
# タイトル : (ブラウザのタイトルバーに表示)
#title Webページ(ホームページ)の書き方
# ヘッダの定義 :
#header
# フッタの定義 :
#footer
#
-----
# 0枚目はブランクにする
-------------------- HTML1.html ここから --------------------=
HTMLとは
HTMLとは、Hyper Text Markup Language の略称であり、webページを記述するための言語です。簡単に言えば「webページの書き方」です。
通常webページにアクセスしますと、テキスト(文字データ)だけでなく、画像、音声などが目に入ってきますが、これは、HTMLで書かれている「どのようなデータをどのように配置・表示するか」、すなわちwebページの体裁を整えるための記述、に従ってwebブラウザー(インターネットエクスプローラーやネットスケープなど)が作り上げたものです。この記述のことを「ソース」と言い、webサーバーからインターネットなどを経由してあなたのコンピュータが受け取り、ブラウザを用いて見ているわけです。
ですから、「webページを作る」と言った場合、テキストや画像などの素材を集めることのほかに、HTMLを使ってソースを作る、ということをしなくてはなりません。ソースの中では「タグ」と呼ばれる<>で囲まれた記述でwebページの体裁を指定します。つまり、この「タグの使い方」を学ぶことが、webページ作りの第一歩となるわけです。
現在ブラウザで見ているページのソースは、ブラウザのメニューの「ソースを見る」などのコマンドを使うことで見ることができます。表示するテキストとタグが混ざり合って表示されますから決して見やすいものではありませんが、ワープロなどの特定のソフトに依存せずに、世界共通のフォーマットで書かれているために、ブラウザさえあれば世界中どこでも見ることができます。ただし、タグをどう解釈し、表示するかは、各ブラウザの設定によって微妙に異なるので、どこでも「完全に同じように」見えるわけではありません。
以下に、その「ソース作り」に関して簡単に説明します。
-------------------- HTML2.html ここから --------------------=
・ファイルについて
ソースの書かれたファイルは、ワープロなどの特定のアプリケーションのファイルではなく、テキストファイルです。Windowsであれば「メモ帳」、Macintoshであれば「SimpleText」などのテキストエディターで開いて編集することが可能です。ファイル名の後には、「.html」か「.htm」という拡張子をつけるのが普通です。ブラウザソフトで、このファイルを開くと、ソースを「プレヴュー」することが出来ます。また、ファイル名は、英数字でつけましょう。日本語名でもプレヴューは出来るのですが、OSによっては、認識しない場合があります。
-------------------- HTML3.html ここから --------------------=
・HTMLファイルの構成
タグを使ってソースを記述しているHTMLファイルですが、基本的な構成としては
<HTML>
<HEAD>
・・・・・・
<TITLE>・・・・・</TITLE>
・・・・・・
</HAED>
<BODY>
・・・・・・
</BODY>
</HTML>
の様になっています。タグは、<aaaaa></aaaaa>のように、前後2つで対になっているものが多いです。
<HTML>・・・・</HTML> は、「・・・・」の部分がHTMLで書かれていることの宣言です。省略しても(現在のところ)ブラウザは表示をしてくれますが、キチンと書いておくことを勧めます。
<HEAD>・・・・</HEAD> は、ファイルの情報を記述する領域です。例えば、タイトル、作者名、作成日、文字コード情報などです。(現在のところ)記述しなくても特に問題はなく、単にドキュメントを見やすく整理するためのものであるといえます。
<TITLE>・・・・</TITLE>は、タイトル名を意味します。「・・・・」に書かれた内容が、ブラウザで開いたときのウィンドウのタイトルバーに表示されます。
<BODY>・・・・</BODY> は、「・・・・」の部分が本文であることを示します。省略可能ですが、<HEAD></HEAD>と区別するために、キチンと書いておくことを勧めます。
この<BODY>タグのオプションとして
<BODY TEXT="色の名前">・・・・・・・・・・そのページの文字の色を指定
<BODY BGCOLOR="色の名前">・・・・・・・・そのページの背景色を指定
<BODY BACKGROUND="画像ファイル名">・・・そのページの背景に貼り付ける画像の指定
が、あります(色の名前の指定法、画像ファイル名については後述)
このような基本構成のもとで、<BODY>と</BODY>の間に、さまざまなタグを用いてソースを記述していきます。
-------------------- HTML4.html ここから --------------------=
レイアウトについて
・強制改行
HTMLでは、「改行」というのは指定してやらないとしません。
ブラウザのウィンドウの右端にいけば折り返しますが、それ以外で改行をしたいときは「<BR>」タグで指定をします。
(例)あいうえお<BR>
かきくけこ<BR>
さしすせそ<BR>
たちつてと<BR>
とHTMLを書きますと
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
と表示されます。
・改行禁止
改行させたくないときは「<NOBR>〜</NOBR>」と文字列をタグで指定します。
(例)
<NOBR>あいうえおかきくけこさしすせそ
たちつてとなにぬねのはひふへほ
まみむめもやゐゆゑよわん
あいうえおかきくけこさしすせそ
たちつてとなにぬねのはひふへほ
まみむめもやゐゆゑよわん</NOBR>
とソースを書くと
あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゐゆゑよわんあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゐゆゑよわん
と表示されます。
・行揃え
文字列(・・・・)の、「左寄せ、中央寄せ、右寄せ」を指定することができます。
- 左寄せ:<P align="left">・・・・</P>
- 右寄せ:<P align="center">・・・・</P>
- 中央寄せ:<P align="right">・・・・</P>
例えば
<p align="left"">左寄せ</p"><BR>
<p align="center"">中央寄せ</p"><BR>
<p align="right"">右寄せ</p"><BR>
とソースを書くと
左寄せ
中央寄せ
右寄せ
と表示されます。
・整形済みテキストの表示
ワープロなどで作成した文字列を「そのまま」表示したいときに、「<PRE">・・・・</PRE">」を使います。
<PRE>
あ
い
う
え
お</PRE>
とHTML書けば
あ
い
う
え
お
と表示されます
-------------------- HTML5.html ここから --------------------=
・文字飾りなど
ワープロソフトなどで文字にかけることが出来る効果とほとんど同じものが、タグで指定することによりかけられます。
<FONT SIZE=n >・・・・</FONT>
「・・・・」の文字サイズを指定します。
nが文字の大きさを表わします。1から7まであり、7が一番大きいです。ブラウザが標準で指定しているフォントサイズを基準にして文字サイズが決まるので、絶対的なものではありません。
なお、<Hn >〜</Hn> は「見出し文字のサイズ」の指定で、nでサイズの指定をするところは似ていますが、1が一番大きく6が一番小さいところは逆なので注意が必要です。また、見出しなので、太文字になり、改行もされます。
<FONT COLOR="色の名前">・・・・・</FONT>
「・・・・」の文字色を指定することが出来ます。
(色の指定法はこちら)
<B>・・・・</B>
「・・・・」の文字を太文字で表示します。
「<B>太文字</B>」とソースを書けば、「太文字」と表示されます。
<I>・・・・</I>
「・・・・」の文字を斜体で表示します。
「<I>イタリックス</I>」とHTML書けば、「イタリックス」と表示されます。
<SUP>・・・・</SUP>
文字の肩に文字をのせられます。(上付き文字)
「X<SUP>y</SUP> 」 とHTMLを書けば、Xy と表示されます。
<SUB>・・・・</SUB>
下付き文字を指定できます
化学式の様なものを書くときに重宝します。
「Na<sub>2</sub>SO<sub>4</sub>」とHTMLを書くと「Na2SO4」と表示されます。
-------------------- HTML6.html ここから --------------------=
・色の指定について
色は「#RRGGBB」というように、「#」の後に6ケタの色コードを付けて指定します。これは、「RR」「GG」「BB」それぞれ、赤・緑・青の色の濃さを0〜255の範囲で指定し、2ケタの16進数で記述したものです。
たとえば、黒は「#000000」、赤は「#FF0000」、白は「#FFFFFF」などです。具体的な色の例を下に示します。光の三原色である、赤・緑・青の三色についてそれぞれ256段階を指定するので、全部で256x256x256=16777216色が作れる計算になります。実際には、様々なソフトで、色コードを調べることができます。
|
#FFFFFF |
#EEEEEE |
#DDDDDD |
#CCCCCC" |
#BBBBBB |
#AAAAAA |
#999999 |
#888888 |
#777777 |
#666666 |
#555555 |
#444444 |
#333333 |
#222222 |
#111111 |
#3D0000 |
#3D1400 |
#3D2700 |
#3D3B00 |
#283D00 |
#0F3D00 |
#003D08 |
#003D20 |
#003D38 |
#002B3D |
#00153D |
#00003D |
#1E003D |
#3C003D |
#3D0020 |
#3D0017 |
#590000 |
#591D00
| #593900 |
#595600 |
#395900 |
#175900 |
#00590B |
#00592E |
#005951 |
#003F59 |
#001F59 |
#000059 |
#2B0059 |
#570059 |
#59002F |
#590021 |
#750100 |
#752600 |
#754B00 |
#757100 |
#4B7500 |
#1E7500 |
#00750F |
#00753C |
#00756A |
#005275 |
#002975 |
#000075 |
#390075 |
#720075 |
#75003E |
#75002C |
#910100 |
#752600 |
#915D00 |
#918B00 |
#5D9100 |
#259100 |
#009113 |
#00914B |
#009183 |
#006691 |
#003391 |
#000091 |
#470091 |
#8E0091 |
#91004C |
#910036 |
#C80100 |
#912F00 |
#AC6F00 |
#ACA600 |
#6FAC00 |
#2CAC00 |
#00AC16 |
#00AC59 |
#00AC9C |
#007AAC |
#003DAC |
#0000AC |
#5400AC |
#A900AC |
#AC005B |
#AC0040 |
#E40200 |
#AC3800 |
#C88100 |
#C8C100 |
#81C800 |
#33C800 |
#00C81A |
#00C868 |
#00C8B5 |
#008DC8 |
#0046C8 |
#0000C8 |
#6200C8 |
#C400C8 |
#C8006A |
#C8004B |
#E40200 |
#C84100 |
#E4930 |
#E4DB00 |
#93E400 |
#3AE400 |
#00E41E |
#00E476 |
#00E4CE |
#00A1E4 |
#0050E4 |
#0000E4 |
#6F00E4 |
#DF00E4 |
#C8006A |
#E40055 |
#FF0200 |
#E44A00 |
#FFA500 |
#FFF600 |
#A5FF00 |
#41FF00 |
#00FF22 |
#20FF94 |
#00FFE7 |
#00B4FF |
#005AFF |
#0000FF |
#7D00FF |
#FA00FF |
#FF0087 |
#FF0060 |
#FF2220 |
#FF5300 |
#FFB020 |
#FFF720 |
#B0FF20 |
#59FF20 |
#20FF3D |
#20FF94 |
#20FFEA |
#20BEFF |
#206FFF |
#2020FF |
#8D20FF |
#FB20FF |
#FF2096 |
#FF2074 |
#FF413F |
#FF6920 |
#FFBB3F |
#FFF83F |
#C7FF5F |
#71FF3F |
#3FFF59 |
#3FFFA3 |
#3FFFED |
#3FC7FF |
#3F83FF |
#3F40FF |
#9E3FFF |
#FC3FFF |
#FF3FA5 |
#FF3F88 |
#FF615F |
#FF7E3F |
#FFC75F |
#FFFA5F |
#C7FF5F |
#89FF5F |
#5FFF75 |
#5FFFB3 |
#5FFFF0 |
#5FD1FF |
#5F98F |
#5F60FF |
#AE5FFF |
#FC5FFF |
#FF5FB4 |
#FF5F9C |
#FF7D7A |
#FF945F |
#FFD27F |
#FFFB7F |
#D2FF7F |
#A0FF7F |
#7FFF90 |
#7FFFC2 |
#7FFFF3 |
#7FDAFF |
#7FADFF |
#7F7FFF |
#BE7FFF |
#FD7FFF |
#FF7FC3 |
#FF7FB0 |
#FFA09F |
#FFA97F |
#FFDD9F |
#FFFC9F |
#DEFF9F |
#B8FF9F |
#9FFFAC |
#9FFFD1 |
#9FFFF6 |
#9FE3FF |
#9FC1FF |
#9F9FFF |
#CF9FFF |
#FE9FFF |
#FF9FD2 |
#FF7FB0 |
#FFC0BF |
#FFD4BF |
#FFE9BF |
#FFFDBF |
#E9FFBF |
#D0FFBF |
#BFFFC8 |
#BFFFE1 |
#BFFFF9 |
#BFEDFF |
#BFD6FF |
#BFBFFF |
#DFBFFF |
#FEBFFF |
#FFBFE1 |
#FFBFD7 |
#FFDAD9 |
#FFEADF |
#FFF6E1 |
#FFFEDF |
#F4FFDF |
#E8FFDF |
#D4FFDB |
#E1FFF0 |
#E1FFFC |
#DFF6FF |
#DFF6FF |
#DFDFFF |
#EFDFFF |
#FFE1FF |
#FFDFF0 |
#FFDFEB |
-------------------- HTML7.html ここから --------------------=
・リンクについて
ファイル間リンク
<A HREF="リンク先ファイル名"></A>