件名:eラーニングバーチャル体験報告
作成者:Gさん
これまで、本格的なeラーニング経験が無かったので、バーチャル体験として「信州大学工学部インターネット大学」を選択してみました。
体験した科目は、数学に関連する1年次の"工学と微積"、"線形代数"、2年次の"グラフ理論"、"確率論"、"代数学"の5科目で、利用した第一の感想は、操作性や見た目が統一されていないので使いづらいでした。
また、講義ページの途中で科目のトップページに戻りたい場合でも「戻る」ボタンが無いなど、必要な操作が用意されていない科目がありました。
内容に関しては、一般的な教科書を元に要約した資料が掲載されていましたが、その内容を(数学的に)理解するためには量が少ない思われ、積極的に学ぶ意思のある人に対しては物足りないのではと感じます。
マルチメディア系の教材は、"確率論"の冒頭に講義の紹介ビデオがあったのみで、ビデオ映像やアニメーションなどの理解促進を目的とした教材は見当たりませんでした。
テストは、計算問題の解答を数値や数式を入力する形式で、途中で間違えるとはじめからやり直すというハードな方式なので計算能力を身につけるには一定の効果があると思われます。
しかし、"線形代数"のBanach空間や"代数学"のイデアルなどのように計算問題では、理解度の確認が難しい内容に対してどのような配慮がされているか、講義ページからは判断できませんでした。
全体の感想として、これらの科目の講義ページは、数学の "理解" が目的でなく、"使う" が目的であるので、工学系の分野ではこの内容で良いのかもしれません。見た目も含めた構成に関しては、具体的な指摘はあえて控えさせてもらいますが、かなり手を加える必要があると思います。
件名: Re:eラーニングバーチャル体験報告
作成者: Hさん
見た目も含めた構成に関しては、具体的な指摘はあえて控えさせて
もらいますが、かなり手を加える必要があると思います。
科目は違いますが、私も信州大学のコンテンツを経験したので、
おおよそ検討がつきます。
公開当時は、とにかく科目数を増やすことに力を注いだ結果だと
思うのでやむをえなかったのかも知れませんが、公開後数年が
経過しているのに改善されないのは問題だと思います。
件名: Re:eラーニングバーチャル体験報告
作成者: Lさん
Gさん、こんにちは。
「信州大学工学部インターネット大学」にはLMSとコンテンツに疑問点があるようですね。
やはり、使い勝手のよさは重用なポイントだと思います。
ユーザーは学生さんで、ユーザーにやさしいものでなければ本来のe-ラーニングとはいえないと思います。
と、えらそうに言っておりますが、私自身も、どの点が問題点かよく理解していないため、一般的なコメントになってしまいすみません。