研究協議会の進め方(第5章4節、黒上晴夫著より)
■単元構造を明らかにする工夫
- 指導案で最も重要なのは単元全体の計画と本時の位置付けである
- 単元のストーリーを図示する
- 単元の進行にしたがって子どもの意識がどう変化する(した)かを表す
- 本時での発問や子どもの発言を離れて単元の本質にかかわる討議を
■授業を振り返る工夫
- 授業記録を研究協議会が始まるまでに参加人数分増刷りして配る
- 授業を撮影したビデオなどの映像メディアを活用する
- <ストップモーション方式>
■参加者全員が自由に意見を出せる工夫
- 事前にカードに意見や質問を書いて司会者に渡す
- 指導助言者と教師が対等な立場で討論できるよう、中途での発言の機会を与える
■講師や助言者の理解不足を防止する工夫
- 研究紀要や指導計画案などを事前に送る
- 複数回の訪問を要請する(立案段階も含めて)
- 建設的な指導ができる適切な指導者を選ぶため、著作などに目を通す
■やりっぱなしの研究協議会を避ける工夫
- 助言者からの意見に参加者全員がコメントをつける
- コメントを回収してプリントして後日配布する
