熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
【第11回】JavaScript 1 (インタラクティブなページ)
第1章
--第11回タスクチェッカー
※公開科目にはありません
第3章
--処理の適用
第4章
第5章

動きのあるWebページを作ろう

【本節の目的】
動きのあるWebページとはどのようなものでしょう?それは何を利用して作られているかを学習します。

動きのあるWebページを作る~JavaScriptの利用

これまで、WWWの仕組みを使った情報発信テクニックの習得を行なって来ましたが、 HTMLとCSSは、以下のようなページを作ることはできません。

  • 自動的に情報を更新する

    次にこのページ訪れたときに、時刻の表示が変っています!

  • ページを見てくれた人の操作でページの様子が変わる

    下の鯛の絵のところに、 (クリックはしないで)マウスポインタを動かしてみて下さい。

    Copyright (C) Eri Hayashi 2003-2005, All Rights Reserved

  • ページを見てくれた人からの話しかけ(文字入力)に対して応答する

    あなたの運勢を試してみましょう。

    Copyright (C) Toshihiro Kita 2003-2005, All Rights Reserved

上記のような動きのあるWebページを作るのに、一番簡単なのが、 JavaScript言語 と呼ばれるプログラミング言語を用いる方法です。

「プログラミング言語」というのは、 コンピュータに指示を行なうための専用の言語です。すべてのアプリケーションが、 プログラミング言語により書かれていますが、その種類は非常にたくさんあります。

その中で、JavaScript言語は、 文書記述言語であるHTMLの補助的な働きを行なうために作られた、 Webページ作成専用のプログラミング言語です。ですから、 これを使わない手はありませんよね。

JavaScript言語を利用するための2つの方法

JavaScript言語をWebページで利用するためには、主に次の2つの方法があります。

【1.JavaScriptファイルを読込む方法】
HTMLファイルとは別に作成してあるJavaScriptのプログラムファイルを、HTMLファイルの該当する部分に読込んで利用する方法。
【2.JavaScriptファイルを直接書き込む方法】
HTMLファイルの該当する部分に、JavaScriptのプログラミングを直接書き込む方法。

この授業では上記二つの方法を学習しますが、第11回では【1.JavaScriptファイルを読込む方法】を行います。次のページから、その手順を追って説明しいていきます。
(【2.JavaScriptファイルを直接書き込む方法】は、第12回の講義で学びます)

Copyright (C) Kenichi Sugitani, Hideki Matsuda, Chisato Noguchi and Fumiko Ryu 2005-2006, All Rights Reserved