熊本大学大学院教授システム学専攻
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特別研究Ⅰ

担当教員: 鈴木克明ほか専任教員全員
開講年次: 1年後期 (必修科目・単位数 2)
前提科目: eラーニング概論、インストラクショナル・デザイン I、基盤的教育論、基盤的情報処理論、ネットワーク上の知的財産権及び私権
後続科目: 特別研究 II
概要
この講義は、修士論文(または特定課題研究)を進めるための基礎を培うものです。ゴールは、自分が取り組む研究についてのアイディアを「研究者らしく」まとめ、指導を希望する教員に「おもしろい。これは私が引き受けましょう」と言ってもらうことです。この講義に続く「特別研究 II」では、交渉が成立した教員からの個別指導を中心に1年間にわたって受けながら、修士履修生としての研究の集大成をまとめることになります。
まずは、「研究者らしく」アイディアをまとめる方法についての基礎を身につけましょう。次に、各教員がどのような研究に興味を持っているかについての情報を収集します。それを参考に、最後には自分が取り組みたい研究計画をまとめて、希望する教員に見てもらいましょう。


各ブロックを完了すると、次のブロックに進めます。

1ブロック [1] 教授システム学研究法
[第1回]~[第2回]
【課題1】
2ブロック [2] 分野別の研究事例
(※一部2010年度版に更新)
[第3回]~[第14回]
【課題2】
3ブロック [3] 研究計画書の作成
[第15回]
【課題3】

■テキスト
・向後・清水・余田・鈴木(訳・解説)(2002) 『教育工学を始めよう』 北大路書房 ¥1,700
 1ブロックで使用しますので、早めに入手してください。

■参考書
・日本教育工学会(編)(2000) 「教育工学事典」 実教出版 ¥10,000(会員価格)
・教育システム情報学会(編)(2001) 「教育システム情報ハンドブック」 実教出版 ¥3,990
 この参考書は、熊本大学の演習室と東京サテライトに配備しています。
 その他の参考書は、各回でその都度紹介します。


■課題
下記の課題のすべてに6割以上得点することが単位取得の最低条件です。

[課題1] 教授システム学研究法の理解(10点)
      └1ブロックのタスクとまとめのペーパー(小レポート:第2回で提出)

[課題2] 研究事例の理解(60点:5点×12回)
      └2ブロックのタスク(掲示板への書込みと相互コメント)

[課題3] 研究計画書(30点)
      └詳細の説明は第15回に掲げます。