目次:
【第7回】文字飾り、箇条書、表、フレーム 第1章
--table要素
第3章
第4章
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グループ化要素、コメント等
【本節の目的】
その他のHTML要素や文字参照などについて意味と使い方を習得する。 その他のHTML要素など (グループ化要素、コメント)グループ化要素 (div要素、span要素)
コメント (<!-- -->)
文字参照と機種依存文字HTML文書中で使ってはいけない文字があります。 その文字が何かを知ると同時にその対処方法について学びましょう。 文字参照これまで学習してきたように、 HTML文書はワードプロセッサ (ワープロ)での文章と異なり、 文書内に要素の境界を示す「タグ」を挿入して構造を指定します。 挿入する「タグ」は、「<」や「>」で囲まれていて本来の文書と区別されていますが、 考えてみると、これらの「<」や「>」も通常使われる文字ですね。 ということは、これらの文字(記号)を(「タグとして区別する記号」としてでなく) 通常の文字としてHTML文章の中に使うときはどうすれば良いでしょう? 例えば、「HTMLの文法入門」というHTML文書中でbr要素の説明として、 次のように書いたとします。 <p> p要素の中で改行を行ないたいときは、<br>タグを用います。 </p> 一見、問題無さそうですが、実際にWebブラウザ表示すると下図のようになります。
<br> が表示されず、その代わりにそこで改行されています。 HTML文書を良く見たら当然の動作ですよね。 <br>は改行を行なう要素なので、そのタグが表示されず改行しているだけです。 そこで、このようなときのために、 「<」や「>」のようにHTML文書中で特別の意味をもつ文字は、 特別な方法で書くことになっています。これを「文字参照」と呼びます。 以下に代表的なものを一覧表にしますので、 これらの記号を表示したいときは文字参照をを行なって下さい。
(註) 最後の「改行禁止スペース ( )」は、
複数の空白を連続して空けたいときになどに利用されます。
上記の文字参照を使って、先の例を書き直すと以下のようになります。 <p> p要素の中で改行を行ないたいときは、<br>タグを用います。 </p>今度は、Webブラウザでも所望の表示になりましたね。
機種依存文字日本語文字の中にはインターネットで使ってはいけない文字があります。 以下のような文字は、HTMLファイル中では使わないようにしましょう。
(註) 最後の行のカタカナは「半角カナ」です。これは、
機種依存文字ではありませんが、インターネットで利用することのできない文字です。
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