熊本大学大学院教授システム学専攻
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15.eラーニング事例分析
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インストラクション:

「eラーニング事例分析書」を提出してください。


答案:

Bです。 「eラーニング事例分析書」を提出します。
Assignment3.pdf


最新コメント:
インターネット型大学院の講義事例を対象にした分析で、課題として求められている視点をすべて網羅した優れたレポートです。改善の提案も具体的であり、とりわけ根拠がしっかりしているかどうかによって、強く推奨する改善と望まれる改善の二つに分類して提案しているところに好感が持てます。

以下のコメントは、本科目が求めているレベルよりも一段高い要求水準に立ったときのコメントですが、参考までに。

5分類に基づいて目標の記述がないこと、テストに言語情報的な項目しかないことを問題視している一方で、「明確な目標提示がないため、評価との整合性に疑問が残る」(p8)ことを結論としている。ここは、一歩進んで、テキストにこういう内容があるから、この回のテストには、このような(知的技能についての)テスト項目を設けるべきではないか、と提案することは可能であったのではないか。つまり、整合性が問題になるのは、目標と評価と学習内容(テキスト)との3つの間だから、テキストをもとにして評価項目を導き出すことは可能と考えられる。同様に、テキストの中身がこうだから学習目標としてはこう記述するのが妥当ではないか、という提案もできる。

もうひとつ気になるのは、p9の構造図。仮置きしたコースとしての学習目標「Linuxの基本操作ができる」とはどういうことか、「基本」とは何か、不明のままである。また、第1章から第10章までの箱には、トピックスしか書いてないが、ここは章ごとの目標を記述した方がよいのではないか。でも、また「基本」とかが出てくるようでは、あまり意味を成しませんがね。

今後の参考にしてください。

鈴木克明