熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
5.ポートフォリオとルーブリック

◆ ルーブリック ◆

ルーブリック(Rublic)とは、レベルの目安を数段階に分けて記述して、達成度を判断する基準を示すものである。学習結果のパフォーマンスレベルの目安を数段階に分けて記述して、学習の達成度を判断する基準を示す教育評価法として盛んに用いられるようになった。これまでの評価法は客観テストによるものが主流を占めていたが、知識・理解はそれで判断できたとしても、いわゆるパフォーマンス系(思考・判断、スキルなど)の評価は難しい。ポートフォリオ評価などでルーブリックを用いて予め「評価軸」を示しておき、「何が評価されることがらなのか」についての情報を共有するねらいもある。

Roblyer&Ekhaml(2000)が提案している遠隔教育の双方向性ルーブリックをPDFファイルで示す。このルーブリックでは、遠隔教育において双方向性がどのような観点から重要かについて、関連資料を参考にして、(1)社会的ラポール(良い関係)づくり、(2)学習支援設計、(3)ITリソースの双方向性レベル、(4)学習者の反応にあらわれた双方向性の質の4観点を抽出している。それぞれの観点でチェックして総合得点を出すことによって、当該コースにおける双方向性がどの程度達成できているかを診断することができる。

様々なことについて、様々な人がルーブリックを提案・Web公開しています。下記のものはほんの一例ですが、ルーブリックとはどのようなものかのイメージを作るために参考にしてください。