この回では、ポートフォリオとルーブリックという二つのカタカナ語を扱う。いずれも、学習の成果を評価する方法論として、近年注目を集めている。ポートフォリオとわざわざカタカナを使わなくても、昔から客観テスト以外にもレポートや作品提出などの評価方法はあった。ルーブリックとカタカナをわざわざ使わなくても、昔から「優・良・可・不可」や「甲乙丙丁」という尺度で提出物を評価してきた。わざわざカタカナにするのだから、今までと何かが違うはずだ。さて、何が違うんでしょうね。