テキスト
この回では、eラーニングファンダメンタルテキストの序章:教育工学者が見たeラーニングを読んでいきましょう。テキストを読む最初の回ですので、少し「読み方」について説明します。
学習目標
テキストの最初には、この章を読むことで目指して欲しいことが「学習目標」として書かれています。序章には、次の3つがあります。
序章の学習目標
- eラーニングとは何かについて、強調されている観点3つを紹介しながら事例にあてはめて説明できる
- eラーニングについての誤解や思い込みを例示できる
- eラーニングでIDが重要であるといわれる理由を社会的な背景を踏まえて説明できる
本章の概要
学習目標の次には、章の中身をぎゅっと煮詰めるとこういうことになる、という文章が箇条書きで書かれています。これを読んで「なるほど、そういうことね」と納得できる人は、あまり真剣に読まなくても良いかもしれません。逆に「え?それってどういうこと?」と思った人は、その疑問を解消するべく、しっかりと読んでください。
章末レポート問題
各章の終わりには、事前課題として要求したレポート問題があります。これは、本講義での[タスク]に匹敵するものですが、内容が微妙に違うことがありますので、テキストの章末レポート問題を読むかわりに、各回の[タスク]のページの指示に従ってください。
どの学習の場合もそうですが、したがって、テキストを読み始める前に、まずは、[タスク]として何が要求されているのか、目次から予め見ておくのが効率よく学習を進めるコツですね。
受講者の反応
各章の最後に、eラーニングファンダメンタル2003(eLF2003)で配布したときにはなかった「受講者の反応」が追加されています。これは、eLF2003の受講者が事前課題として書き込んだもので、当時このテキストを読んだ人たちの反応のうち、紹介に値するという理由で鈴木が偏見と趣味で選んだものを、書き込んだ方に「無報酬・ニックネームでの引用」を許諾いただいて掲載しているものです。選ばれなかったものも含めて、全反応は、「eラーニングファンダメンタル学習支援サイト」の各掲示板に今でも残っています。
[タスク]はもう確認しましたか?
それでは、どうぞテキストをお楽しみください。
ところで、テキストの下のリンクは、当時の講義部分の様子を撮影したビデオです。中身としては、テキストを読んだ方がよほど分かりやすいとは思いますが、ご覧になりたい方はどうぞお試しください。