大学院教育改革支援プログラム

　平成20年4月入学生を対象とする1年次の必修科目に相当するカリキュラム開発を目指し、設計に着手します。一部を委託先に開発依頼し、その試作版ができた段階で海外から招聘した研究者を交えて協議・検討していきます。

　ストーリー型カリキュラムを1年次必修科目として導入します。科目間の連携を強めた教材を基に、コンピテンシーの達成をより効率的で実効性のある形で実現することを目指します。また、導入の効果を検証し、必要に応じて再設計・再開発を行います。2年次必修科目及び選択科目についての適用可能性を模索し、可能なところから設計及び開発に着手します。

　ストーリー型カリキュラムを2年次必修科目にも導入します。1年次のストーリー型カリキュラムの延長線上に展開するものとしての効果を検証し、必要に応じて修正します。また、1年次必修科目においては、2年目の実践を開始します。大規模な開発はこの年度で終わり、以降は運用フェーズに入ります。開発・運用を経て修正した教材を順次公開し、研究成果をまとめます。