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  国際産学共同開発によるストーリー型カリキュラムの導入
 
    概要 実施計画 成果 担当教員
 
  成果

平成19年度
1年次必修科目に相当するカリキュラム開発を目指して設計に着手する計画で、一部を委託先に開発依頼し、海外から招聘した研究者を交えて協議・検討してきたところ、1年次必修科目全体をカバーするストーリー型カリキュラムの基本設計を終えた。

>>詳しくは、平成19年度 年次報告書


平成20年度
昨年度の基本設計に基づき、SCC用学習ポータルサイトの具体的な開発を進め、SCC実施の土台を形成するとともに、同様に昨年度に基本設計を終えているSCCカリキュラムの構造に基づき、1年次前期・後期のコース開発を継続的に行った。その結果、1年次前期においてSCCの設計意図がコンテンツを介して学生の学習意識に反映されていることを確認した。

>>詳しくは、平成20年度 年次報告書

平成21年度
昨年の学習者から得たアンケート結果を分析し、それを受けてコースを改善しながら、今度は平成21年度4月入学生に対して実践を行った。2年目の実践を評価したところ、前学期ではSCCの設計意図が学習者の意識に反映されていることが確認されたため、3年目における実践ではコンテンツを微修正するに留めたが、後学期についてはストーリーが複雑であることが課題となったため、コンテンツを大幅に改訂した。最後に、本プロジェクトの成果を本専攻の恒常的な教育体制に組み込むためにSCCの単位化を検討し、平成22年度に“統合型カリキュラム設計演習”を2タイプ計3科目へ展開する計画を立案した。総じて、目的とした学習成果に対して学習者からは一定の主観的評価が得られたことに加え、SCC化の副次的効果も確認されており、SCCはeラーニング大学院である本専攻の学習環境を構成する基盤として重要であると考えられる。

>>詳しくは、平成21年度 年次報告書



 
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