赤堀侃司編著(1997)『ケースブック大学授業の技法』有斐閣、分担執筆(4項目)


5—1 講義を聞いて得したと思わせるための
    レポートの現実的課題設定

場面設定:
 授業科目:システム論
 学年、人数等:3年、100人規模、教養学部の専門科目
 教授目標:講義内容の応用可能性・効用を知り、自分自身
      の知識と融合する


5—1 大人数講義における
    受講生のばらつきに応じた任意課題

場面設定:
 授業科目:教育方法
 学年、人数等:2年、150人規模、教職専門科目
 教授目標:自己選択により、講義内容を深く追及する
 


5—2 定期試験以外の完全習得学習のための
    再チャレンジつき小試験

場面設定:
 授業科目:教育方法
 学年、人数等:2年、150人規模、教職専門科目
 教授目標:講義内容を確認し、試験に対する勉強必要量を
      見積もれるようになる


6—1 大人数講義における
    双方向コミュニケーション

場面設定:
 授業科目:教育工学
 学年、人数等:2年、100人規模、教養学部の専門科目
    兼文学部の社会教育主事資格科目(兼以下割愛可)
 教授目標:講義内容を批判的にとらえ、書くことで自 
      分の考えを確認する