熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
【第1回】はじめに:OSの基本動作とファイルシステム
第1章
第2章
第4章
第5章
第6章

日本語入力

【本節の目的】
PCにおける日本語の取り扱い方を習得する

PCで日本語を入力するには

  • PCでの日本語入力は、特別な仕組みが必要
       (FEP: Front End Processor と呼ばれる)
       (携帯電話でおなじみでしょう)

  • ローマ字で入力して、変換するという手続きを踏む
       (携帯電話とは、ちょっと違う)

文字には全角文字と半角文字がある

  • 通常のアルファベットと数字、記号は、半角文字と呼ばれる
       (例) Kumamoto University, TAKARAJIMA, 2003, #, *

  • それに対して日本語の文字は、通常のアルファベットの2倍の幅があり全角文字と呼ばれる
       (例) 熊本大学 イタリア 宝島

  • ただし、全角文字のアルファベット、数字、記号もあるので注意が必要
       (例) Kumamto,TAKARA,2003,#,*,.

日本語の入力

  • 日本語入力状態(モード)への移行
       「半角/全角 漢字」キーを押す
        (言語バー内の「A」が「あ」に変化する)
              

  • 日本語入力状態(モード)の終了 (半角文字直接入力モードへの移行)
       再度、「半角/全角 漢字」キーを押す
        (言語バー内の「あ」が「A」に変化する)
              

  • 漢字への変換
       ローマ字を入力後(自動的に平仮名になる)、スペース・バーを押す
       目的の文字が出て来るまで、スペース・バーを繰り返し押す
       目的の文字が出て来たらEnterキーを押す

  • 文節の長さの変更
     漢字変換中に、文節(漢字)の区切りが間違っていたら、 Shift + ← もしくは、 Shift + → で、文節長さを調整した後、 スペース・バーを押す

  • 文字種の変更
     入力する文字の種類 (全角ひらがな、全角カタカナ、全角英数字、半角)を変えたい時は、 ローマ字入力の前に、 言語バー内の「あ」(「A」等)をクリックし

    必要な文字種を選択する

    • 「ひらがな(H)」    ← 漢字あるいはひらがなを入力したいとき
    • 「全角カタカナ(K)」  ← カタカナを入力したいとき
    • 「全角英数(L)」    ← 全角のアルファベット、数字、記号を入力したいとき
    • 「直接入力(D)」    ← 半角文字を入力(日本語入力状態を終了)したいとき

    • (注意) 「半角カタカナ(A)」「半角英数(P)」は、 基本的には使用しないようにする

(注意)
文字入力の際には、 「全角文字」と「半角文字」 のうち、どちらが必要なのか(要求されているのか)に十分注意を払わなければならない


【演習 5】 以下の文章(?)をすべて全角文字で入力して下さい。(◎から>まで全部です。) 

       ◎【無線LAN開始!】#<〒860>

      (ヒント:「〒」は、「ゆうびん」と入力し、変換してみてください。)

 下のボタンをクリックすると、入力/チェックができます。
 合格するまで何度も挑戦して下さい。

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