目次:
【第9回】アニメーションGIF、情報倫理(情報発信の際の留意事項)、CSS(1) 第1章
第3章
第4章
--CSSとは
--確認のための演習
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アニメーションGIFの作成
【本節の目的】
StarSuite Impress (プレゼンテーション) を用いたアニメーションGIFの作成方法、 ならびに作成したアニメーションGIFファイルをWebページに取りこむ方法を習得します。 テンプレートファイルの取得これから、HTMLやCSSの各種要素について練習していきますが、 まずは、練習するためのテンプレートファイルをダウンロードしましょう。
[演習:テンプレートファイルのダウンロード]
以下のようにして、HTMLのテンプレートファイルをダウンロードして下さい。
StarSuiteを利用したGIFアニメーション作成「アニメーションGIF」は、 複数の素材画像データをパラパラマンガのように順番に表示する仕組をもったファイルです。 例えば、下図が簡単なアニメーションGIFの例です。
このアニメーションファイルは、以下の3つの画像を順に表示しているものです。
ですから、アニメーションGIFを作るためには、以下の2つのステップが必要です。
それでは、具体的な例を使いながら作り方を説明しますので、 説明を読みながらオリジナルのアニメーションGIFファイルを作って下さい。
[演習:アニメーションGIFの作成]
以下に説明する手順に従って、 アニメーションGIFファイルを作成して下さい。 手順で示す画像ファイルはサンプルなので、 各自、簡単な素材画像を3つ作り、 それをもとに1つのアニメーションGIFファイルを作成して下さい。 作成したアニメーションGIFファイルならびに、 StarSuite Impress (プレゼンテーション) ファイルは「week09」に保存して下さい。 この演習の目的は、「アニメーションGIFファイルの作成方法の習得」ですから、 各コマになる素材画像は単純なものを手際よく作って下さい。 1. 素材画像の作成ならびにStarSuite Impress (プレゼンテーション) への読み込み
アニメーションGIFを作る2つのステップのうちの、第一番目のステップです。
■■ 一般的な方法 (今回の演習では行ないません) ■■GIMP等の画像作成アプリケーションを用いて、 1コマ1コマの表示に必要なすべての画像ファイルを作成します。 保存形式は、アプリケーション専用のものではなく、 「GIF」、「JPEG」、「PNG」などの汎用画像ファイルとして保存しておきます。 このとき、画像の大きさをそろえておくと、 アニメーション化したときに見やすいものとなります。 作成した画像を、StarSuite Impress (プレゼンテーション)に全部読みこみます。 読みこむには、StarSuite Impress (プレゼンテーション) を起動後、 「挿入」メニューから「画像」を選択し、 作成した画像ファイルをひとつひとつ読みこみます。 例えば、下図はGIMPで作成した手書数字を、 StarSuite Impress (プレゼンテーション)に3枚読みこんだところです。 これで、アニメーションGIFを作る準備ができたことになります。
■■ 今回の演習で行なう方法 ■■ところで、画像ファイルの代わりに StarSuite Impress (プレゼンテーション)/ Draw (ドロー) で描いた図 (描画オブジェクト) も利用できます。 これなら、わざわざ別のアプリケーションを起動したり、 画像ファイルを何個も保存することなく、アニメーションGIFができますので、 今回の演習では、描画オブジェクトを使うことにしましょう。 まず、StarSuite Impress (プレゼンテーション) を起動し、 描画オブジェクトを3つ (3つ以上でも可) 作成し、 アニメーションGIFを作る準備をして下さい。 下図は、描画オブジェクトを3つ作った例です。
2. アニメーション・ウィンドウの準備これ以降が、アニメーションGIFを作る2つのステップのうちの、 第二番目のステップ(画像のアニメーション化)になります。 StarSuite Impress (プレゼンテーション)の 「スライドショー」メニューから「アニメーション」を選択して、 アニメーション・フレームの構成を行うアニメーション・ウィンドウを開きます。
アニメーション・ウィンドウを開いたら、 まず「ビットマップ オブジェクト」を選択しておきます。
3. フレーム (画像) の構成以下の手順で表示する順番に画像を登録し、 これを最終フレーム(アニメーションの最後の画像)が登録されるまで繰り返します。
(註) 以下の図では3枚の画像を、
「 3 」→「 2 」→「 1 」と表示されるように構成しています。
4. 再生・確認および調整
「最初のイメージ画像」ボタン ここで、各フレーム(画像)の表示時間の調整やフレームの順番入れ替えを行います。
5. アニメーション・オブジェクト(画像)の作成フレームの構成が完了したら、「作成」ボタンをクリックして、 アニメーション・オブジェクト(アニメーション画像)を作成します。
6. GIFファイル (アニメーションGIFファイル) として保存できたアニメーションオブジェクトを、 以下の手順にしたがって gifファイルとして保存しましょう。 アニメーション再生するのを確認したら、 このオブジェクトをクリックして再び選択状態にします。
次に、このアニメーション オブジェクトをアニメーションGIFファイルとして保存するために、 「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択して次の手順を行います。
アニメーションGIFファイルをWebページで表示
アニメーションGIFファイルは、画像ファイルですから、
これをWebページで表示するには、img要素を用います。
[演習:アニメーションGIFをWebページに掲載]
以下の例を参考にして、 自分の作成したアニメーションGIFファイルが表示できるよう、 本日の演習用ファイル「week09\ex1.html」に追加記述して下さい。 追加したら(上書き)保存し、WebブラウザでアニメーションGIFが、 アニメーション表示できることを確認してください。 アニメーションGIFを含むWebページ
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