熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
【第9回】アニメーションGIF、情報倫理(情報発信の際の留意事項)、CSS(1)
第1章
第3章
第4章
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WEBで公開されている文書等の著作権について


WEBページの文章、画像等はすべて著作物

WEBページの文章や画像は、 技術的には、簡単に自分のもののようにワードプロセッサのファイル等に取り入れることができます。

ただし、これらは全て著作物であり、 勝手に他人の著作物を利用すること (「無断掲載」など)は、 法律で禁じられています。技術的できることと、 行なってはならないことの区別を明確にし、違法行為を行なわないようにして下さい。

ただ、レポートを作成するときなどに、 他人の著作物を一部に利用したいときがあります。 そのようなときには、「引用」することが許されています。 引用の条件は、以下の 4 つの条件を守ることです。

  • 公表された著作物であること (友達のレポートを引用してはいけません。)
  • 報道、批評、研究その他の目的上正当な範囲内で利用すること。
  • (誰の)どの著作物を「引用」させてもらっているのか(出所出典)を、 明示すること。 その際、出所出典は、特定できるように明確であること。
  • 引用する側の著作物(あなたの作っているもの)と、 引用される側の著作物(あなたが利用させてもらうもの)が明瞭に区別され、 かつ両者の間に主従の関係があること。(主たるシンボルマークは小さくてもシンボルとして主です。)
     文章を引用するのであれば、通常引用させてもらう部分を「」等で囲み、 区別します。

また、他人の著作物や考え方等を盗みとって、 自分のものとして発表する「剽窃(ひょうせつ)」行為は、法律以前の問題です。 あなたの作ったレポートや論文等に「剽窃」によるもが1つでもあれば、 あなたへの信用は0になると考えて下さい。もちろん、 大学のレポート等で「剽窃」がみつかれば、厳罰に処されることになります。

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