目次:
【第5回】ペイント系ソフト、画像ファイルの形式とその特色 第1章
--課題2-1の説明
第2章
--ペイントとは
第3章
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ファイルの拡張子とファイル形式
【本節の目的】
ファイル名の一部である拡張子の重要性について学習するとともに、 画像ファイルの拡張子について習得する ファイル名と拡張子
ファイル名には、
「拡張子」と呼ばれる部分があります。これについて、
まとめてみると以下のようになります。
画像ファイルの拡張子とファイル形式
これまで、GIMPで画像を作って来ましたが、
GIMP以外にも数多くのペイント系のアプリケーションプログラムが存在します。
それらは同じペイント系のアプリケーションですが、
それぞれ異るファイル(データ)形式で画像を保存します。
そのため、それぞれの拡張子は異なりますし、
あるアプリケーションで作成したファイルは、
一般には別のアプリケーションでは開くことができません。
一方、画像ファイルは、一般に非常に大きなサイズになりますので、 画像情報をできる限り残したまま、データサイズを小さくする、 沢山の保存形式が考案されています。例えば、 皆さんが使っているデジタルカメラや携帯電話に搭載されているカメラは、 写真を「JPEG」と呼ばれる形式で保存します。 「JPEG」形式ファイルの拡張子は、通常「jpg」です。 このような保存形式は、 作成するアプリケーションには依存しない、 共通フォーマット(形式)ということになります。 良く使われ画像ファイルの形式と拡張子は以下のものです。
ペイント系アプリケーションでの共通フォーマット画像ファイルの取り扱い方
ペイント系のアプリケーションプログラムでは、
それぞれのアプリケーション独自の保存形式の画像ファイルと、
各種共通フォーマットの画像ファイルを、
どちらも扱うことができるよう設計されています。
一般にペイント系のアプリケーションプログラムでは、 拡張子によって、自動的にファイルフォーマットを決めてしまいます。 そのため、間違った拡張子を付けて保存すると、 そのファイルを利用できなくなることがありますので、充分気をつけて下さい。 【失敗例1】 GIMP専用形式で保存したsample.xcfを、 StarSuiteで読み込もうとしたが、エラーが出て読み込むことができなかった。 (原因と対策) GIMP専用形式のファイルは、 他のアプリケーションでは直接利用することができません。 共通形式のJPEG形式等で保存してから、StarSuiteで読み込むようにしてください。 GIMPでJPEG形式で保存するには、保存するときに「別名で保存」を選び、 「保存オプション」で「JPEG」を選択し、拡張子を「jpg」にして保存する。 【失敗例2】 GIMP専用形式で保存したsample.xcfを、 拡張子のみを「jpg」に変更したら、 StarSuiteの読み込むことのできるアイコンに変わったので、 StarSuiteで読み込もうとしたが、エラーが出て読み込むことができなかった。 (原因と対策) 一度保存したファイルの拡張子を単に変えただけでは、 ファイル形式は変わらない。 GIMPなどのアプリケーションで保存するときに、 所望のファイル形式に変更する必要がある。 |