７つの主要なプロジェクト
| 課題名 | 取組概要 | |
| 1 | インストラクショナル・デザイン公開講座 | 本拠点では、大学教員が企業内教育実践者等の異業種間教育担当者交流の場で「授業内容、授業方法の改善と向上」に共通するインストラクショナル・デザインの基礎を学ぶセミナーを開催しています。
2021年度は本セミナーの継続・拡張として、基礎編 ５回/年、応用編 ３回/年(計８回) を全国５カ所（東京、名古屋、大阪、福岡、熊本）で開催することを予定しています（募集定員は各会場とも40名）。また、新型コロナウィルスの影響下における対面学習実施を実現するために、オンラインで実施する準備も進めています。 |
| 2 | ＩＤポータルによる情報提供並びに支援ツール・実力診断 | 本拠点では、ID・オンライン教育と関連するイベント案内の他、有益な情報（論文・記事等）の紹介を行うＩＤポータルを提供しています。
現在、大学教員向けのコーナーを新設し、大学教員向けに特化した授業設計に関する実力診断機能やシラバス作成支援のための作業支援ツール等を順次整備し、本拠点から全国に提供する有益な情報量を増やすオンラインリソースとして公開することを目指しています。 |
| 3 | 教授システム学専攻公開科目による学修機会の提供 | 本取組では、熊本大学大学院 社会文化科学教育部 教授システム学専攻で提供されている博士前期課程・博士後期課程向けの科目を誰でも閲覧できるように公開しています。今後も科目を新規追加する予定です。 |
| 4 | FD研修講師・大学教育設計コンサルタント派遣 | 本拠点の運営主体（教授システム学教育実践力開発拠点）では、所属する教員がFD関連講師派遣依頼を多数受けています（講師派遣の実績はこちら）。
また、本取組の継続・拡大を図り、他の取組とも連携しつつ、受講者参加型のＦＤ研修を実施しています。特に、ＦＤ研修会参加者の相互協力により授業改善を目指し、授業改善のヒントを提案しあう形式によるワークショップ、継続的なＦＤ活動を促すことができるワークショップ等のアクティブラーニング経験の提供を通じて、大学教員の授業観の転換を促す機会の提供に努めています。 ご依頼から3営業日過ぎても連絡がない場合は、恐れ入りますが、事務局までご連絡ください(096-342-2895,平日: 9:00〜17:00)。 |
| 5 | 大学教員志望者のための教え方講座
（教育改善スキル修得オンラインプログラム） |
本拠点では、現役の大学教員、大学教員としての就職を希望する大学院生を対象として、授業設計について学習できる履修証明プログラム「教育改善スキル修得オンラインプログラム（科目デザイン編・自律学習支援編）」を提供しています。
「科目デザイン編」では、基礎からの積み上げ方式による専門家育成の枠組みから脱却し、学修の有用性が最初から感じられる学習コンテンツを通じて、大学教員の教育観の転換を目指しており、無料版と有料版（年に2回）を提供しています。 |
| 6 | ＦＤ担当教職員向け
「ＦＤ活動デザイン講座」の公開 |
本拠点では、ＦＤ担当教職員向けの新たなプログラムとして「ＦＤ活動デザイン講座」（無料版・有料版）を提供します。
このプログラムでは、令和２年度末に発出した「オンライン教育の新たなモデルの構築に向けた提言」および「ＦＤ活動の客観的な成果分析の枠組みについての提言」の内容を踏まえて、コロナ禍後を見据えたオンライン教育を定着・発展させることができる教職員の育成を試みています。 |
| 7 | ポストコロナの教育とＦＤを強化するラーニングテクノロジー活用ワークショップ | 本拠点では、ラーニングテクノロジーと関連するワークショップを提供しています。
2020年度以降、新型コロナウィルスの影響により、教育のオンライン実施がコモディティ化したことを土台として、従前の教育形態では実現できなかった教育やＦＤを実現するためのラーニングテクノロジー（人工知能技術やラーニングアナリティクス等）活用方法を実習形式で学ぶことのできるワークショップを大学教員向けに実施しています。セミナー開催の予告は、以下の「お知らせ」で確認できます。各大学や機関のご要望に応じた出張ワークショップも実施いたします。お問い合わせください。 |
