熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
【第4回】プレゼンテーション用ソフト、ドロー系ソフト
第1章
第3章
第4章

ページの作成・編集

【本節の目的】
各ページの作成・編集方法を概観する

(確認) 「ページモード」に戻していますか?
「マスターモード」は、全体設定を行うモードです。分らない人は、 前節を参照して 「ページモード」にして下さい。

[演習 3]
演習2で作成した「week04\ex2.sxi」に、 本文となるページを2ページ以上追加し、 「week04\ex3.sxi」で保存しなさい。
本文内容は、簡単なもので良い。 (意味の無いものでも可。)

ページの作成・追加

前節では、先頭のタイトルページを作りましたが、新しいページを作成するには、 「挿入」メニューから「ページ」を選択します。
※StarSuite8の場合、「ページ」ではなく「スライド」を選択してください。
(註) 「挿入」メニューから「ページの複製」を選択すると、 今表示されているページと同じページを作ることができます。 書式の似たページを作るときに便利です。


すると、以下のようなオートレイアウト選択メニューが現われますので、 「名前」欄に、このページのタイトルを書いた後、 好きなレイアウトを選んでOKをクリックします。 (通常は、「タイトル、テキスト」レイアウトを選ぶことが多いでしょう。)
※StarSuite8の場合、左側の「スライド」パネルで該当のスライドを右クリックし、「スライドの名前を変更」で名前を変更できます。また、右側の「作業」パネルでレイアウトを変更できます。

これにより、以下のような画面になりますので、


「クリックしてタイトルの挿入」部分をクリックして、タイトルを書きます。


次に、「クリックしてアウトラインの挿入」部分をクリックして、 書きたい内容(箇条書きの各項目)を書きます。1項目書き終わったら、 Enterキーを押すと、自動的に次の箇条書きの項目の先頭にカーソルが移動します。


箇条書きのレベルを下げたいときは、TABキーを押すか、 オブジェクトバー内の (レベルを下げる)をクリックします。 上のレベルに戻るときは、Shiftキーを押しながらTABキーを押すか、 オブジェクトバー内の (レベルを上げる)をクリックします。


(註) 描画や図の挿入、文字の挿入・編集等の方法は、今回(第4回)の第3章で学ぶDrawと同じです。 使い方は第3章以降で説明します。

これらの操作により、ページを完成します。完成したら、上と同じ要領で、 残りのページを作ります。


ところで、画面下のタブをクリックすると、 対象となるページが表示されますので、 作成したページの確認/修正/編集に利用します。
※StarSuite8の場合、左側の「スライド」パネルで同様の操作が可能です。

更に、このタブを左右にドラッグすると、 作成したページの順序を変えることができます。


また、このタブを右クリックして、 ページタイトルを変えることができます。



各種資料作成モード


資料を作成するモードには、 これまで利用して来たモード(「図形描画モード」)以外に、 いくつかあります。モードの変更は、「表示」メニューの「作業モード」 で行うか、画面右上のアイコンをクリックして行います。
それぞれの特徴を、以下に示します。
  • 図形描画モード
      これまでも使って来た通常利用するモードです。 描画も含めてほとんどの作業をこのモードで行います。
    ※StarSuite8の「標準」タブに相当


  • アウトラインモード
      資料の全体構成の概略(アウトライン)を作るモードです。 各ページのタイトルや主な項目の記述を、 ページを切り変えずにワープロ感覚で簡単に行うことができます。
    ※StarSuite8の「アウトライン」タブに相当


  • スライドモード
      各々のページを小さな画像として、 全部のページを一覧することができるモードです。 資料全体のイメージが分かるので、ページの順序を変更したり、 不要なページを削除したりするのに利用します。
    また、実際のプレゼンテーションでは、質問者からの指示により、 ページを選択する際にも利用します。
    ※StarSuite8の「スライド一覧」タブに相当


  • ノートモード
      注釈を書くモードです。 上部に、 図形描画モードで作成したページが縮小されて表示され、下部には、 説明を書くことができるようになっています。 例えば、プレゼンテーションの原稿を書いておくと、 プレゼンテーションの練習時に役にたちますし、 図形描画モードで書ききれなかったことを書いて印刷しておけば、 聴衆への詳細な配付資料として利用することもできます。
    ※StarSuite8の「ノート」タブに相当


  • (註) ノートモードで書いた説明は、 後述のスライドショーでは表示されませんので、 「秘密のメモを書くモード」と思ってもらっても結構です。

  • ハンドアウトモード
      配付資料を作るモードです。 配付資料だけに書きたいコメントを、そのページに追加したり、 1枚の紙に印刷するレイアウトを決めたりすることができます。
    ※StarSuite8の「配布資料」タブに相当


  • (註) 1枚の紙に、何枚のページを並べて印刷するかは、 「書式」メニューの「ページレイアウトの変更」で指定します。
    ※StarSuite8の場合、右側の「作業」パネルで同様の操作が可能です。
    (註) ハンドアウトを印刷するときは、以下のように行います。
    「ファイル」メニューの「印刷」を選択し、 現われたダイアログ中の「オプション」をクリックします。 次に現われたダイアログ中の「内容」グループで、 「ハンドアウト」のみにチェックを入れ、「OK」をクリックします。






他のモード(図形描画モード、ノートモード、アウトラインモード)の印刷も、 同様に行うことができます。
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