目次:
【第4回】プレゼンテーション用ソフト、ドロー系ソフト 第1章
--共通の書式の設定
第3章
--図形の挿入
第4章
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画像描画手法:ドロー系VSペイント系
【本節の目的】
ドローとペイントの違いを知り、ドローの特長を習得する PCで絵を描くソフトウェアは、「ペイント(paint)」と「ドロー(draw)」の おおよそ2つの種類に分けられます。 今回は、「ドロー(draw)」について学習します。 StarSuiteについて
'StarSuite'は、Sun Microsystems社が開発した、 'Microsoft Office'互換の統合ソフトウェアです。
第3回・第4回では、このStarSuiteを使って説明します。
熊本大学では、StarSuiteのサイトライセンスを取得しています。そのため、学内のPCのみならず、 在籍中の学生並びに教職員の個人で所有するPCでも無償で利用することができます。ただし、卒業後は、 利用する権利が無くなりますので、アンインストール(PCから消去)する必要がありますので注意して下さい。 利用したい人は、StarSuiteは専攻ポータルサイト(http://uportal.kumamoto-u.ac.jp/)の 「熊大ポータル」タブ→ 「サイトライセンスソフト・ダウンロードシステム」からダウンロードできます。 ※公開科目版の利用者の方はダウンロードできません (註)上記からダウンロードできるのはStarSuite8ですが、本科目ではStarSuite7で説明しています。基本的な動作は同じですが、テキスト中のスクリーンショットが微妙に異なることが想定されますのでご注意ください。 また、StarSuite7と8ではファイルの拡張子が異なっていますので、テキスト中の拡張子の部分は、適宜読み替えてください。(例えばStarSuite Writerの場合、7では「.sxw」ですが、8では「.odt」になっています。) ドローの特徴
ドロー(系ソフトウェア)の基本的な機能を以下に示します。
ドローとペイントの違い
ドローとペイントそれぞれの特徴を理解し、作製する図によって使い分けたり、
併用することが大切です。
以下に、両者の特徴をあげます。
これらの特徴を生かした典型的な用途として、以下のようなものが挙げられます。
ベクトル形式データの特徴
ドローは、データ形式がベクトル形式であることが特に重要です。
すなわち、図形の構成要素を、
始点・終点・中心等の座標、
長さや曲線の曲がり具合などを含むベクトル形式で記憶しているため、
以下の例のように図形や文字を拡大してもスムーズなまま表現できます。
ただし、その反面、写真や絵画のように、
細かく色の変化する表現は困難です。
(注意) ペイントで作成した画像は、拡大すると画像が汚くなりますので、 そのままの大きさか、 縮小して利用するのが望ましいということになります。 ペイントで作成した画像をそのまま印刷すると、 一般的には、ギザギザの汚いものになります。 これは、LCD等のディスプレイとプリンタの解像度が異るためです。 プリンタの方が解像度が(通常4倍以上)高いため、そのまま印刷すると、 (通常4倍以上)拡大して印刷されたのと同じになるからです。 ドローで作成した図は、 拡大しても崩れることはありませんので、 そのままの大きさでの印刷は勿論、拡大して印刷してもきれいに印刷できます。 |