熊本大学大学院教授システム学専攻
目次:
【第4回】プレゼンテーション用ソフト、ドロー系ソフト
第1章
第3章
第4章

Drawの基本図形描画

【本節の目的】
StarSuite Drawの基本図形の描画方法を習得する

標準ツールバーの利用

標準ツールバーには、文字、四角、 円、直線、曲線等の基本図形を描くためのアイコンが並んでいます。 ドローでは、これら基本図形を組み合わせて描画することになります。

[演習 7]
標準ツールバーから「四角形」、「楕円形」、「曲線」、 「線と矢線」ツールを順に選び、 それぞれ図形を描きなさい。描画後、それぞれの図形の輪郭の太さ、 色、塗りつぶしのパターンや色も変化させなさい。 描いた後は、「week04」にファイル名「ex1.sxd」 で上書き保存しなさい。

■ 四角形を描くには、以下のように行います。 他の図形も同様ですので試して下さい。
  1. 標準ツールバーの「四角形」のアイコンをクリックする。


  2. すると、マウスポインターが以下のように変化し、 四角形が描けるようになる。

  3.        

  4. 描きたいところでマウスの左ボタンを押し、 押したたまま動かし適当な所で離すと、四角形が描画される。
    そして、今描いた図(四角形)以外のところをクリックすると、定着する。


(註1) 標準ツールバーのアイコンの上にマウスカーソルを置き、 1秒程度マウスの左ボタンを押し続けることで、 さらに基本図形の詳細を下図のように指定することができます。



(註2) 標準ツールバーの「テキスト」ツール(「T」の形のアイコン)を選ぶと 文字が入力できますが、そのときには、 オブジェクトバーが、 Writerの時と同じに変わります。




図形の選択

緑色のハンドルが表示されている下図の状態は、 その図形が「選択されている」ことを表しています。

この「選択されている」状態では、 この図形の位置や、大きさ、色などの各種属性を変えることができます。 また、コピーすることもできます(「編集」メニューから「コピー」)ので、 何回でも貼り付け(ペースト) (「編集」メニューから「貼り付け」)を行うこともできます。

(注意)
貼り付けを行うと、元の選択した図形の上に貼りつけられていますので、 見た目には分かりません。移動してみて下さい。
  • ハンドル部分をつかんで(マウスの左ボタンを押して)ドラッグすると、 図形の大きさが変わります。 Shiftキーを押しながらドラッグすると、 縦横比を変えずに図形の大きさを変えることができます。
  • ハンドル以外の図形内部分をつかんで (マウスの左ボタンを押して)ドラッグすると、図形が移動します。

また、複数の図形を囲むように選択すると、 複数の図形を同時に選択することができます。
同様に、 Shiftキーを押しながら図形をクリック(選択)すると、 Shiftキーを押している間にクリックした図形を、 すべて同時に選択することができます。
複数の図形が選択されている間は、選択されている全部の図形に対して、 移動や形を変えたりすることができます。

(注意)
選択する図形は、完全に囲む必要があります。 例えば、上図で、黄色の円や緑の四角は、 一部しか囲まれていませんので、選択されていません。

[演習 8]
演習 7で描いた図形の一部を選択して、移動したり形を変えたりしてみよ。 描いた図を、「week04」フォルダに、 ファイル名「ex2.sxd」で保存しなさい。

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