都竹 茂樹(つづくしげき)

都竹 茂樹(つづくしげき)

客員教授

大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 教授
1966年生まれ。医師(高知大学)、医学博士(名古屋大学大学院)、公衆衛生学修士(ハーバード公衆衛生大学院)および、修士(熊本大学教授システム学)。
国立長寿医療研究センター、ホノルルハートプログラムなど国内外の研究所を経て、2007年高知大学医学部公衆衛生学教室准教授、2011年熊本大学教授、2023年より現職。ヘルスプロモーション、トレーニング科学、教育工学(インストラクショナル・デザイン)を専門としている。労働衛生コンサルタント、公認心理師。

※都竹教授のインタビュー記事
https://www.jsad.or.jp/interview-professor-tsuzuku/
https://world-academic-journal.com/tsuzuku/

教員として

私のリサーチインテレストは、「どうすれば人はその気になるのか?」、「どうすれば人は継続できるのか?」。主にメタボリックシンドロームの予防改善を題材に、「その気にさせる仕掛け」や「続ける仕組み」づくりに取り組んでいますが、この2つはどの分野にも不可欠な要素です。ぜひ一緒により良い方法を考えて、仕事に学びに活かしていきましょう!!

研究者として

「人の行動を変えるのはほとんど不可能!!」。これは私が大学院の時に、教授から言われた一言です。衝撃的でした。 それ以来、私は「どうすれば人はその気になるのか?」、「どうすれば人は行動するのか? 三日坊主で終わることなく継続できるのか?」、そして「どうすれば結果を出せるのか」という課題に真剣に取り組むようになり、その過程で出会ったのがIDです。現在は職域や地域、予防医療の現場において、IDを取り入れて、主に生活習慣病や寝たきりの予防改善プログラムの構築、それらに携わる人材の育成などに取り組んでいます。 しかしIDは疾病の予防改善だけでなく、使い方次第ではどの分野の課題解決にも役立つツールです。皆さんのバックグラウンドは様々だと思いますが、日々課題の解決に悶々としている方、新しいスキルを身につけてキャリアアップしたいという方、ぜひ本専攻を検討してみてください。