教員の声
中野 裕司(なかのひろし)
Webを使うと、SNSで情報発信、共有できたり、Webショッピングができたり、お薦めを紹介してくれたり、百科事典を引いたり,翻訳してくれたり,会話の相手をしてくれたり等々、これらは実はWebなくしてはほとんど実現できなかったことだと思いますし、さらに次々と新しいアイデアが登場しています。教育に関しても、従来の教育を置き換えるだけではなく、Webなくしては不可能だったと言わせるような教育効果の高い仕組みを一緒に考え実現していきましょう。
戸田 真志(とだまさし)
多彩な教員陣、先輩、同輩、後輩の仲間たちとの活発な議論や交流を経て、 皆さん独自の「教授システム学」を描いて頂ければと期待しています。 私が語れるのは、多様な要素から成り立つこの学問分野のほんの一部のみですが、皆さんの「描き」を少しでも支援できれば、と考えています。
喜多 敏博(きたとしひろ)
教授システム学専攻に入学してくる人はみんな「若い」です。実年齢としては,若い人ばかりではない(失礼!)のですが,みんなそれぞれの目的意識を持って向上心に満ち溢れています。そういう意味で「若い」人たちが,同級生,先輩,後輩になってオンライン上やオフラインの場で近くにいる環境は,自分をきっと変えてくれます。かく言う私もそうですから。
合田 美子(ごうだよしこ)
研究者は子供のようなものだと最近つくづく思います。 すぐにいろいろな事に疑問をもって、「なに、なんで」とはじまり、調べて結果が出ると、ほっとするのもつかの間、今度は、「こんな結果になった」と他の人に知らせたくなります。謎解きのようなスリリングな毎日を過ごしています。 いろいろな手法を使い、いろいろな角度から、じいっと観察すると、いつか謎が解けて真実が見えてくるかも知れないと信じて進んでいます。 一緒に謎解きをしていきましょう。
江川 良裕(えかわよしひろ)
他の先生に怒られそうですが、例えばIDの範疇を超えた野心的な研究を応援したいですね。広告と同じように人間相手ですから、どんな状況、相手に対しても絶対うまくいくというような理論や手法はあり得ません。IDの理論や手法を使って教材を設計しました、で終わらないことが大切だと思います。
久保田 真一郎(くぼたしんいちろう)
効率の良い学び方をいかに提供するか、それを議論する場が教授システム学専攻にはあります。学びの提供方法をもっと良くしたいという方は、いまの取り組みを共有して、ぜひ一緒に議論しましょう。何をどこまで学ぶとよいのか、どうやって学び手がゴールに到達したことを知るのか、どうやってそのゴールまでたどり着かせるのか(メーガーの3つの質問)をもとに共に考えてみませんか。
マジュンダール リトジット
教育とは、人間の中にすでにある完全性を顕在化させることである。(Swami Vivekananda, インドの哲学者、聖人)
上記の考えが、私に教育の分野で協力する動機を与えてくれました。 私は学習者のグループをアクティブ ラーニングに参加させるのが好きです。 私たちは皆、デザイナーの帽子をかぶって、学習と知識創造のプロセスにおいて個人的に有意義な取り組みを作り上げる必要があります。 そして、それらの実践は共有され、洗練されるべきです。
上記の考えが、私に教育の分野で協力する動機を与えてくれました。 私は学習者のグループをアクティブ ラーニングに参加させるのが好きです。 私たちは皆、デザイナーの帽子をかぶって、学習と知識創造のプロセスにおいて個人的に有意義な取り組みを作り上げる必要があります。 そして、それらの実践は共有され、洗練されるべきです。
川越 明日香(かわごえあすか)
「教育を語る文化を創る」
これは私が研究者になった当初から大切にしている言葉です。
大学生は、いろいろな教員が担当する授業を受け、4年間で約124単位を修得して卒業します。しかし、これまで多くの大学では隣の研究室の先生がどんな授業をしているか分からない「見えない不可侵条約」のようなものが結ばれていました。そのため大学の教育が変わるためには、教育を語る文化を根付かせる必要があると考えてきました。コースや専攻、学科や学部(教育部)として、それぞれの科目の到達目標や授業内容を共有することが授業改善、ひいては大学教育を変える大切な一歩ではないでしょうか。
教授システム学専攻では、その基盤が整い、みなさんが安心して学修できる環境ができています。ぜひ一緒に教育を語る文化を創っていきましょう。
これは私が研究者になった当初から大切にしている言葉です。
大学生は、いろいろな教員が担当する授業を受け、4年間で約124単位を修得して卒業します。しかし、これまで多くの大学では隣の研究室の先生がどんな授業をしているか分からない「見えない不可侵条約」のようなものが結ばれていました。そのため大学の教育が変わるためには、教育を語る文化を根付かせる必要があると考えてきました。コースや専攻、学科や学部(教育部)として、それぞれの科目の到達目標や授業内容を共有することが授業改善、ひいては大学教育を変える大切な一歩ではないでしょうか。
教授システム学専攻では、その基盤が整い、みなさんが安心して学修できる環境ができています。ぜひ一緒に教育を語る文化を創っていきましょう。
右田 雅裕(みぎたまさひろ)
世の中には例えば洋服や家具や自動車のようにそれぞれにデザインがあります。各デザインは独立していたり連動していたりと複雑です。でも、これらはある目的を達成するよう工夫されているという点で共通しているみたいです。色々なところにデザインがあふれていますが、学習者の目的を達成するにもデザインが必要なようです。
入口 紀男(いりぐちのりお)
人間は、パスカル(1623-1662)がいうように地上に生えた「葦」でしかありません。でも、人間は心の力によって新しい技術を創造し、この素晴らしい物質文明を築いてきました。また、人間は心の力によってウェブページや教育用のコンテンツ、絵画、音楽などの芸術作品を創造し、この素晴らしい精神文明を築いてきました。人間は、やはりパスカルがいうように「考える葦」なのですね。日本にサーバを置いて無断で米国の商標をアップロードしました。インターネットを通して米国でも閲覧されています。商標権は表示することがすべてです。さあ、何が起きるのでしょう。表現の自由でしょうか。ネットワーク上を流れていく無体の財産も経済的な価値を持っています。創作した私個人の権利として正しく守りましょう。
鈴木 克明(すずきかつあき)
私は講義がしたい! でも「独学を支援する教材設計マニュアル」を書いた人だから我慢しなくてはなりません。独学はつらい、さびしい、長続きしない。そんなイメージを払拭し、「こういうeラーニングならば、もっとやりたい」と思える学習体験の場を実現することで、講義への欲望を我慢して過ごす毎日のもとを取りたいと思っています。通称「熊大ナイト」で折に触れ、学生諸氏と語り合う機会をとても楽しみに、それができない日々は掲示板でのやり取りを眺めては「うん、そうこなくっちゃ」と一人楽しんでいる今日この頃です。楽しく激しく学びましょう!本専攻で注文の多い客になって、客の注文の意味をくみ取れる専門家を目指してください。
都竹 茂樹(つづくしげき)
私のリサーチインテレストは、「どうすれば人はその気になるのか?」、「どうすれば人は継続できるのか?」。主にメタボリックシンドロームの予防改善を題材に、「その気にさせる仕掛け」や「続ける仕組み」づくりに取り組んでいますが、この2つはどの分野にも不可欠な要素です。ぜひ一緒により良い方法を考えて、仕事に学びに活かしていきましょう!!
平岡 斉士(ひらおかなおし)
「熱意はあるが技術がない教え手」と「技術はあるが熱意がない教え手」のどちらがよりよい教え手でしょうか。本当の意味での熱意がある教え手は教える技術を学ぼうとするはずと考えると、熱意はあるが技術がない教え手はただ自分の熱意を押し売りしているだけに思えます。一方で熱意がない教え手の技術は状況の変化に対応できず、いずれ役に立たなくなるでしょう。
探偵フィリップ・マーロウの言葉をもじれば「技術がなければ教えられない。熱意がなければ教える資格がない」ってところでしょうか。熱意がありすぎるがために技術を習得したい!という方はぜひ本専攻で学んでください。
探偵フィリップ・マーロウの言葉をもじれば「技術がなければ教えられない。熱意がなければ教える資格がない」ってところでしょうか。熱意がありすぎるがために技術を習得したい!という方はぜひ本専攻で学んでください。