博士前期(2022年春以降入学者向け)
博士前期(修士)課程はeラーニングやオンライン学習に関する理論と実践を融合するため、必修科目(11科目)、選択必修科目(2科目のうち1科目以上履修)、選択科目(21科目から6単位以上履修)及び自由科目(4科目の基盤的科目)の合計38科目からなる多彩な科目で構成されます。
インストラクショナルデザイン(ID)を中心としたIDトラック科目、ラーニングテクノロジー(LT)を中心としたLTトラック科目をはじめ、Instructional Management(IM), Intellectual Property(IP)系の科目、学びを実践や研究に結びつけるための「総合科目」、受講者各自の分野に応じた専門性を高めるための「その他科目」もラインナップされています。
●:必修科目 ★:選択必修科目(どちらか1科目は必修) ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
分野
|
科目名
|
選択/
必修 |
開講
時期 |
前提科目 |
DLC 対象選択科目 |
||||
必修
|
選択
|
自由
|
前期
|
後期
|
通年
|
||||
ID | eラーニング概論 | ○ | ● | ● | ー | ||||
インストラクショナル・デザインⅠ | ○ | ● | ● | ー | |||||
インストラクショナル・デザインII | ★ | ★ | eラーニング概論 インストラクショナル・デザインI 基盤的学習論 |
||||||
インストラクショナル・デザインIII | ○ | ○ | インストラクショナル・デザインII | ||||||
インストラクショナル・デザインIV | ○ | ○ | インストラクショナル・デザインII | ||||||
基盤的教育論 | ○ | ◎ | ○ | ー | |||||
基盤的学習論 | ○ | ◎ | ー | ||||||
教育心理学 | ○ | ○ | ー | ||||||
LT | ラーニングテクノロジーI | ○ | ● | 基盤的情報処理論 | |||||
ラーニングテクノロジーII | ★ | ★ | ラーニングテクノロジーI 基盤的プログラミング |
||||||
ラーニングテクノロジーIII | ○ | ○ | ラーニングテクノロジーII | ||||||
ラーニングテクノロジーIV | ○ | ○ | ラーニングテクノロジーII | ||||||
基盤的情報処理論 | ○ | ◎ | ー | ||||||
基盤的プログラミング | ○ | ○ | ー | ||||||
高度情報通信技術の教育利用 | ○ | ○ | ラーニングテクノロジーI | CC | |||||
ネットワークプログラミング論 | ○ | ○ | ラーニングテクノロジーI | ||||||
ネットワークセキュリティ論 | ○ | ○ | eラーニング概論 ラーニングテクノロジーI |
||||||
コンテンツ標準化論 | ○ | ○ | ラーニングテクノロジーI | SC | |||||
eラーニングのUI/UXデザインとゲーミフィケーション | ○ | ー | ー | ||||||
IM | 教育ビジネス経営論 | ○ | ● | eラーニング概論 | |||||
遠隔教育実践論 | ○ | ● | eラーニング概論 | ||||||
eラーニングコンサルティング論 | ○ | ○ | インストラクショナル・デザインII 教育ビジネス経営論 eラーニング協働開発実践 |
CO | |||||
経営学特論 | ○ | ○ | ー | ||||||
ナレッジ・マネジメント | ○ | ○ | ー | ||||||
IP | ネットワーク上の知的財産権及び私権 | ○ | ● | ー | |||||
総合 | eラーニング協働開発実践 | ○ | ● | eラーニング概論 インストラクショナル・デザインI ネットワーク上の知的財産権及び私権 ラーニングテクノロジーI 基盤的教育論 |
|||||
ポートフォリオ演習I | ○ | ● | ー | ||||||
ポートフォリオ演習II | ○ | ● | ポートフォリオ演習I | ||||||
統合型カリキュラム設計論 | ○ | ○ | ー | ||||||
職場課題実践研究 | ○ | ○ | ー | ||||||
特別研究Ⅰ | ○ | ● | eラーニング概論 インストラクショナル・デザインI ネットワーク上の知的財産権及び私権 ラーニングテクノロジーI 基盤的教育論 |
||||||
特別研究II | ○ | ● | 特別研究I | ||||||
その他 | 情報リテラシー教育におけるeラーニング | ○ | ○ | 基盤的情報処理論 | SC | ||||
外国語教育におけるeラーニング | ○ | ○ | インストラクショナル・デザインI | ||||||
職業人教育訓練におけるeラーニング | ○ | ○ | ー | MG, EX |
|||||
高等教育におけるeラーニング | ○ | ○ | eラーニング概論 | ||||||
国際協力におけるeラーニング | ○ | ○ | ー | ||||||
医療教育におけるeラーニング | ○ | ○ | eラーニング概論 |
Instructional Design
担当教員:喜多 敏博/川越 明日香 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
eラーニングを教育に導入するための基礎修得科目。
任意のeラーニング事例を取り上げ、指定された分析の視点から事例の分析・複数の改善点を提案できるようになることをめざす科目。eラーニングやその周辺領域を概観し、インストラクショナルデザイン、教育・学習に関する理論、インターネット、メディア、プロジェクトマネジメント、関連法規等に関する知識を学び、社会人教育・高等教育におけるeラーニングを実現するために必須な着眼点を養う。 |
|
開
講 時 期 |
前期 |
● | 2 | |
後期 | ● | |||
通年 |
担当教員:平岡 斉士/天野 慧 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
本専攻の柱であるID(インストラクショナルデザイン)の基礎固めができるように、学ぶべき領域、主要な用語や概念、IDのプロセスについて学習します。IDのコンセプト、プロセス、主要な用語を用いて1時間程度の規模の教材・コンテンツを設計・開発・評価できることをめざす科目です。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ● | 2 | |
後期 | ● | |||
通年 |
担当教員:鈴木 克明/合田 美子 |
||||
前提科目:eラーニング概論、インストラクショナル・デザインI、基盤的学習論 | ||||
必修/選択 | 選択 必修 |
単位数 |
効果的で、効率的で、魅力的な研修とは?「教えない」研修とは?目標達成のための「最終手段」と研修を位置づけ、学んだことがわからないままに終わってしまう事態からの脱皮を図る。何をどう教える(学ぶ)かだけでなく、なぜ教える(学ぶ)必要があるのかを徹底的に問い、業務直結型で組織に貢献できる研修設計をめざす。
(本科目またはラーニングテクノロジーIIのどちらかは必修) |
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ★ | |||
通年 |
担当教員:合田 美子/小池 啓子 | ||||
前提科目:インストラクショナル・デザインII | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
インストラクショナルデザインとテクノロジ(IDT)の領域について自分の言葉で定義でき、この分野を知らない人に、本研究分野がどのような分野であるのか、説明できるようになることを目指します。IDTテキストの全38章から15章以上を選択して章末問題に取り組み、本分野の現在の課題とそれに対する解決のためのアプローチを提案できるように練習しながら進めます。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
インストラクショナル・デザインIV
|
||||
担当教員:合田 美子/小池 啓子 | ||||
前提科目:インストラクショナル・デザインII | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
各領域で直面している教育的課題について、インストラクショナルデザインとテクノロジを活用した解決方法を検討します。本専攻の修士論文のケースなどを使い、自身で解決策を提案した後、修士論文を読み、自身の改善提案、研究方法について見直します。本科目では、非同期と同期セッションを組合せ、企業、教育機関、医療分野などの課題に対し、多角的に解決するためのアプローチを検討し、コンサルティングを行うための基礎を学習します。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:鈴木 克明/天野 慧 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 自由 | 単位数 |
教育学の視点からeラーニング実践を点検するための基礎を培う。教員免許課程における教育原理・教育方法論・教育心理学のエッセンスと教授設計理論の基礎について短期間でカバーできる。教育学の基礎知識が不足している入学生のための補講的基礎科目。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ◎ | 2 | |
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:鈴木 克明/竹岡 篤永 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 自由 | 単位数 |
学習に関わる各種理論やアイデアを用いて、自分が関与する学習を改善するための基礎を培う。自分の学びと向き合う、学びの場をつくる、学び方を工夫する、これからの学びを考えるの4つの観点から、自身の学習や他者の学習支援を検討することを通じて学習理論やアイデアを適用する練習を行う。学習理論の基礎知識が不足している入学生のための基礎科目。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ◎ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:平岡 斉士 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
この科目では教育改善に使うための心理学の知識を自ら探し、使えるようになることを目的とする。最初に教育心理学について概観する。続いて「基盤的教育論」の「学習心理学の3大潮流」のトピックを振り返り、関連知識を踏まえて教育改善に心理学の知見を活用する練習をする。さらにARCSモデルの概要ならびにARCSモデルを支える諸理論を学ぶことで、心理学の知見を教育改善に用いるためのプロセスに触れ、自らの教育改善へのヒントとしてもらう。最後に科目全体で学んだことを使って、自らの教育改善案を考案する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
●:必修科目 ★:選択必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
Learning Technology
担当教員:喜多 敏博/中野 裕司/戸田 真志/久保田 真一郎/マジュンダール・リトジット | ||||
前提科目:基盤的情報処理論 | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
この科目では、LMSを中心とするeラーニングの環境を支える具体的なシステムに関し、その意味を理解し、適材適所で利用できる能力を得るための科目。eラーニングを効果的に実現するための多様なLMSの機能や実装、LMSの標準化などおよその原理を理解し、実践活用できるための基礎知識を修得する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ● | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:喜多 敏博/中野 裕司/戸田 真志/久保田 真一郎/長岡千香子 |
||||
前提科目:ラーニングテクノロジーI、基盤的プログラミング | ||||
必修/選択 | 選択 必修 |
単位数 |
この科目では、ラーニングテクノロジーとして近年発達が著しい(1)ラーニングアナリティクス(2)機械学習(3)人工知能関連技術(4)仮想現実・拡張現実の諸技術を教育利用するための基礎的な知識を実習をまじえて習得し、諸技術を利用したツールをサンプルを元に試作できるようになることを目的とする。さらに、諸技術の限界を踏まえた上で、それらの技術を活用した教育実践上の問題を解決するための学習支援システムや教材の具体的な実装方法を示すことができるようになることを目指す。
(本科目またはインストラクショナル・デザインIIのどちらかは必修) |
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ★ | |||
通年 |
担当教員:戸田 真志/久保田 真一郎 | ||||
前提科目:ラーニングテクノロジーII | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
この科目は、(1)ラーニングアナリティクス(2)機械学習等の技術の最新動向について学習するとともに、それらを活用した学習支援システムのプロトタイプを実装できるようになることを目的とする。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
|
||||
担当教員:喜多 敏博/マジュンダール・リトジット/今野 文子 | ||||
前提科目:ラーニングテクノロジーII | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
この科目は、(1)人工知能技術(2)仮想現実・拡張現実等の技術の最新動向について学習するとともに、それらを活用した学習支援システムのプロトタイプを、実装できるようになることを目的とする。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
シラバス 前期 後期 |
||||
担当教員:戸田 真志 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 自由 | 単位数 |
この科目は、学部においてIT分野を未履修、またはこの分野の知識技能の強化が必要な学生に対する導入科目です。エディターを利用したHTMLの構築及びインタラクティブなWebページ構築に必要なスクリプト言語を修得するとともに、マルチメディア情報と編集加工を含めWebとの連携について、eラーニング教材の開発に必要な情報処理基礎知識(特にWeb活用)を修得します。※この科目は学部1年生を対象とした「情報基礎A・B」を教授システム学専攻用に再編集したものです。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ◎ | 2 | |
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:喜多 敏博 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 自由 | 単位数 |
この科目は、学部においてコンピュータのプログラミングを未履修の人、またはプログラミングの基本的技能の強化が必要な人に対する導入科目です。Jupyter Lab (ブラウザ上で利用できるプログラム対話型実行環境)などを用いて、繰り返し処理、文字列処理、配列の扱い、ファイルの読み書きなど、基本的な事項ができるかを確認する課題に取り組みます。また、VPS(Virtual Private Server)に Linux 等のOSをセットアップし、既存ライブラリなども利用しつつ自分でコーディングしたウェブアプリケーションを一般公開して動作させる方法を実践的に学びます。
プログラミングに用いる言語は、指定課題に取り組むことができるものであれば何でも構いません(ただし、教員からの助言が得られるのは Python, PHP についてのみです)。 |
|
開
講 時 期 |
前期 | ◎ | 2 | |
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:杉谷 賢一/戸田 真志 | ||||
前提科目:ラーニングテクノロジーI | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
eラーニングシステムを開発・運用するのに必要なサーバー等の管理や、マルチメディア情報処理技術について修得し、独立してシステムの運用管理ができるようになることをめざす科目。特にマルチメディアの教育分野での利活用や、情報収集・情報提示手法等について 具体的な例を用いて学習する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:杉谷 賢一 | ||||
前提科目:ラーニングテクノロジーI | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
ネットワークを利用するプログラミング技術の基本を修得した上で、各種インターネットサーバを教育のツールとして必要な変更を行う基本技術の習得を目指す。はじめに、TCP/IPの基本的な考え方やC言語を使った初歩的なネットワークプログラムの書き方を習得する。実際にネットワークプログラミングを行う環境構築実習も併せて行う。次に、インタラクティブなコンテンツや動的なデータ処理等を行うための各種開発環境やプログラミング技法について学習する。動的なデータ処理を行う各種サーバを実際に構築しながら、その構築方法及び運用技法などについても学習する。(※)第4回から第6回では、C言語によるプログラムソースの読解とC言語によるプログラミングを行なって頂きます。これまで、C言語に触れたことのない方は、C言語に関して独自に学習していただく必要があります。本科目では、C言語の学習に関するサポートはできないことを、ご了承ください。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:武蔵 泰雄 | ||||
前提科目:eラーニング概論、ラーニングテクノロジーI | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
ネットワークセキュリティ技術に関する基礎知識を修得し、講義修了後もWEBLOGや検索エンジン等で情報を入手しながらeラーニングシステムに対するネットワーク攻撃対策および防御に関するスキルアップの継続ができるようにするための科目。具体的には、ネットワークセキュリティ情報入手方法、ネットワークセキュリティ英語やその更なる学習方法、情報セキュリティポリシー・ISMSに関する基礎知識、情報セキュリティポリシー戦略的策定技術に関する知識等を学ぶ。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:仲林 清 | ||||
前提科目:ラーニングテクノロジーI | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
ラーニング関連の技術標準規格に関して学ぶ科目。eラーニングコンテンツの標準規格SCORMについて、その学習履歴・成績管理機能などの具体的な機能を含めて解説する。他に、コンテンツ検索のためのLOM(Learning Object Metadata)、教授学習設計のためのLD(Learning Design)、など関連する規格についても解説する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
|
||||
担当教員:藤本 徹/喜多 敏博 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
シリアスゲームやゲーミフィケーションなどを含むゲーム学習論の考え方や応用事例について学び、教材やオンラインコースを設計する際にその考え方を導入できるようになることを目指す科目です。
併せて、UI(ユーザーインタフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の視点からも設計や改善を行う方法も学びます。 |
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
●:必修科目 ★:選択必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
Instructional Management
担当教員:下山 博志/宮原 俊之/柴田 喜幸 | ||||
前提科目:eラーニング概論 | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
教育活動の構想・企画・構築・運営ができるようになることをめざす科目。教育活動を「良質な教育サービスを継続的に運用し、かつ、提供しつづけていくにはどうすればよいか」というビジネスの視点でとらえ、「教育・人材開発部門」「教育サービス事業者」「学校(法人)」3者の立場から論じる。ビジネスプランニング、マーケティング、マネジメント等の基礎についても学ぶ。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ● | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:中野 裕司/宇野 令一郎 | ||||
前提科目:eラーニング概論 | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
遠隔教育に関して、オンラインのみの学習であっても学習効果を得られるコンテンツを、種々の ITやそれを有効に活用できる学習方法を用いて作成できるようになることをめざす科目。教育形態を分類・整理し、形態毎に必要な情報基盤、教育・学習方法、問題となる点とその対策方法等に関して理解を深める。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ● | |||
通年 |
担当教員:江川 良裕 |
||||
前提科目:インストラクショナル・デザインII、教育ビジネス経営論、eラーニング協働開発実践 | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
ラーニングおよびITによる教育サポートに関して、コンサルティング的な立場でプロジェクトに関わる、あるいは関連ビジネスの開発をおこなうためのスキルを養う科目。
コンサルティングとは”外部”に位置している点で、組織内プロフェッショナルとは異なる役割、機能を担う。本講義では、主にこの外部としての役割を果たすための基本スキルであるクリティカル・シンキングを学んだのちに、教育をサービス・マーケティングとして位置づけ、eラーニングあるいは関連する企画をプランニングするためのアプローチやメソッドを身につける。 |
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:宇野 令一郎/大森 不二雄 |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
企業・組織内の人材育成や教育について構想・企画・検討するための基礎を培う科目。組織論や人事管理を中心に経営学の諸理論、経営学上の重要概念や理論、組織論に関する近年の展開、組織における教育・学習の意味や方法論、企業における教育活動を考える上で不可欠な人事管理について学び、企業経営と人材育成の関係について理解を深めていく。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:北村 士朗 /中西 晶 | ||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
有限な経営資源という制約下で、組織及び個人の知的生産性の効率的・効果的な向上に貢献し得るeラーニングを開発するための知見を活用できるようになることをめざす科目。「ナレッジ・マネジメント」及び関連する概念である「人材開発」「学習する組織」等の今日的意義を経営学・経営情報学及び学習科学的な視点から分析するとともに、eラーニングがこれらにとってどのような役割を果たし得るかを探究する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
●:必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
Intellectual Property
担当教員:入口 紀男 |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
国内・海外に向けてアップロードする自らの教育素材を法律で守ることができるようになるとともに、法廷での防禦・攻撃、法律の異なる閲覧国(外国)との間で合法的な契約行為ができるようになることをめざす科目。違法な侵害者等による攻撃並びにこれに対する防禦方法に関する知識と技術を学ぶとともに、ネットワーク技術の進展とeラーニングの発展に合わせた合法的な教育素材の作成方法等について理解を深める。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ● | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
●:必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
総合
担当教員:喜多 敏博/久保田 真一郎/右田 雅裕/マジュンダール・リトジット/川越 明日香 |
||||
前提科目:eラーニング概論、インストラクショナル・デザインI、教育ビジネス経営論、ネットワーク上の知的財産権及び私権、ラーニングテクノロジーI、基盤的教育論 | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
eラーニングコースや教育用アプリ等のプロトタイプを、プロジェクトチームを組んで実際に開発することで、協働でのeラーニング開発ができるようになることを目指す科目です。
受講者は、チームメンバーとして、(教育をデザインできる)インストラクショナル・デザインのスキル、または、(技術を理解して開発できる)ラーニングテクノロジーのスキルを発揮して、eラーニング開発のための設計・開発・評価・改善を実践的に行い、プロジェクトマネジメントを遂行する中でそれぞれの強みを活かして協働してeラーニング開発ができる人材になることを目指します。 |
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ● | |||
通年 |
担当教員:久保田 真一郎 |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
1年次の必修科目履修時に並行して履修する必修科目。学習者の視点からポートフォリオを用いたリフレクション活動とショーケース作成を体験し、ポートフォリオ設計手法を学ぶ科目。修了生コンピテンシーと各科目の課題を結びつけるための科目横断的な枠組みをどう構築するか、また学習進捗を支援し、学習成果の統合を促進するための仕組みをどう提供するかを体験的に学び省察する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 1 | ||
後期 | ||||
通年 | ● |
担当教員:久保田 真一郎 |
||||
前提科目:ポートフォリオ演習I | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
2年次の必修科目履修時に並行して履修する必修科目。学習者の視点からポートフォリオを用いた振り返り活動とショーケース作成を体験し、ポートフォリオ設計手法を学ぶ科目。修了生コンピテンシーと各科目の課題を結びつけるための科目横断的な枠組みをどう構築するか、また学習進捗を支援し、学習成果の統合を促進するための仕組みをどう提供するかを体験的に学び省察する。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 1 | ||
後期 | ||||
通年 | ● |
担当教員:根本 淳子/高橋 暁子/竹岡 篤永 |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
ストーリー中心型カリキュラムの疑似体験、理論背景の学習、およびデザイン研究を含むストーリー型学習に関する研究の学習を通じて、SCCの設計手法・研究手法を学ぶ科目。オリジナルSCC企画書、さらに、その企画書を具体化したオリジナルSCC設計書をまとめる。また、SCCについての研究計画をまとめる。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:江川 良裕/戸田 博人 |
||||
前提科目: [ただし、何らかの『職場』に継続的に所属していること] | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
本講義における「職場課題」とは、民間企業や公共団体などにおける組織学習、人材育成上の問題を「経営レベル」から捉えたものと定義する。例えば、「上司・先輩からの指示を理解することができない」「具体的に細かい手順を示さないと動けない」などといった、今どきの新入社員に対する認識は確かに問題となっている。だからこそ学習者のアセスメントをおこない教育を設計するのだが、それだけでは従業員教育だけの問題。経営レベルで捉えるということは、組織のミッションや目標を踏まえたうえで、人材育成上の問題を戦略的に位置づけることである。教材や教育プログラム開発に留まらない上位レベルから解決を図ることで、一個人ではなく組織としての成長につなげ、組織目標の達成に貢献する、という考え方である。本専攻では、特定の職位や職掌における特定の業務に着目した研究をする人が多いが、企業や公共での戦略・計画・実行といった側面との関連を考えるような研究をしたい人向けの内容となっている。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:専任教員全員 |
||||
前提科目:eラーニング概論、インストラクショナル・デザイン I 、基盤的教育論、ラーニングテクノロジーI、ネットワーク上の知的財産権及び私権 | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
この講義は、修士論文(または特定課題研究)を進めるための基礎を培うものです。ゴールは、自分が取り組む研究についてのアイディアを「研究者らしく」まとめ、指導を希望する教員に「おもしろい。これは私が引き受けましょう」と言ってもらうことです。この講義に続く「特別研究 II」では、交渉が成立した教員からの個別指導を中心に1年間にわたって受けながら、修士履修生としての研究の集大成をまとめることになります。まずは、「研究者らしく」アイディアをまとめる方法についての基礎を身につけましょう。次に、各教員がどのような研究に興味を持っているかについての情報を収集します。それを参考に、最後には自分が取り組みたい研究計画をまとめて、希望する教員に見てもらいましょう。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ● | |||
通年 |
担当教員:専任教員全員 |
||||
前提科目:特別研究I | ||||
必修/選択 | 必修 | 単位数 |
特別研究Iを通じてテーマを具体化させた修士論文の作成、または特定課題研究の遂行に向けて、担当教員による指導のもと研究を進める。特別研究I・IIを通じた過程で、eラーニングの専門家として自立するための基盤的能力の習得とその活用法について、体系的に習得させるとともに、創造性・客観性・説得性を兼ね備えた学位論文、またはリサーチ・ペーパーの完成をめざす科目。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 4 | ||
後期 | ||||
通年 | ● |
●:必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |
その他
担当教員:令和6年度は開講せず |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
自分の大学、会社での事情に即した情報リテラシー科目・研修・eラーニングの設計ができるようになることをめざす科目。情報リテラシー教育においてeラーニングを導入する際の利点・問題点・注意点、教えるべき具体的項目などについて実例を交え、大学や企業における情報リテラシー教育でのeラーニングの利活用について学ぶ。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | ○ | 2 | |
後期 | ||||
通年 |
担当教員:合田 美子 |
||||
前提科目:インストラクショナル・デザインI | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
任意のeラーニング事例を取り上げ、指定された分析の観点から改善点を提案できるようになること、学習者のレベルやニーズに応じた効果的なコース設計ができるようになることを目指す科目。外国語教授法、第二言語習得理論、アセスメント、学習管理・支援に関する知見や、外国語教育におけるeラーニングを効果的・魅力的にするために必要な着眼点を養う。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:下山 博志/寺田 佳子 |
||||
前提科目:なし | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
企業内教育・職業人教育に関して構想・企画・検討するための基礎を培う科目。日本における企業内教育の歴史や実施体制のあり方、企業内教育機能創設のための理論としてのインストラクショナル・デザイン、評価手法、コンピテンシー・マネジメント、タレント・マネジメント、コーポレートユニバーシティや企業の本社機能としての人材作成機能等について、先進的な企業の具体的なeラーニングでの実践事例を交えながら学ぶ。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
担当教員:都竹 茂樹/森田 晃子/池上 敬一 |
||||
前提科目:eラーニング概論 | ||||
必修/選択 | 選択 | 単位数 |
医療人教育にシステム的アプローチを取り入れ、教育企画ができるようになることを目指す。医師・医学生、看護師などの医療従事者、製薬企業など医療を取り巻く企業におけるeラーニングを活用した教育実践事例を取り上げる。インストラクショナル・デザイン、パフォーマンス・マネジメント、教育・学習に関する理論など指定された視点でそれらのケースを分析し(ケーススタディ)、より効果的・効率的に自組織の教育計画立案を行うための手法を学ぶ。
|
|
開
講 時 期 |
前期 | 2 | ||
後期 | ○ | |||
通年 |
●:必修科目 ◎: 選択科目(この時期の履修を推奨するもの) ○: 選択科目(この時期の履修も可能なもの) |