第11期生 土屋理恵さん

土屋 理恵  第11期生
日本ウェルネススポーツ専門学校 広島校 校長

現在のお仕事について簡単にご紹介いただけますか。

専門学校で学校運営や先生方の学びの場のデザイン、外国人留学生を対象とした教育に携わっています。

本専攻に入学しようと思ったきっかけを教えてください

私は元々日本語教師ですが、資格をとった当初からいつか大学院に行きたいと考えていました。ですが日本語教育の研究分野をリサーチする中では、なかなか日々の授業に直結する内容が見いだせずにいました。そんな中、大学院進学についてご相談した先生から「鈴木克明先生って知ってる?インストラクショナルデザインって聞いたことある?」「日本語教育ど真ん中じゃないけど、授業に役立つ実践的な内容が学べるよ。」「とりあえず、鈴木先生を検索してみて。」とアドバイスを頂いたのがきっかけです。検索してみると、ちょうど教授システム学専攻創立10周年記念イベントの申込みを受け付けていました。とにかく鈴木先生がどんな方か見てみないと!という思いで広島から東京へ出かけました。

そして、その時鈴木先生がおっしゃったのが「インストラクショナルデザイン(以下ID)を学べば、明日の業務に役立つヒントが持ち帰れます!」だったのです。「これだ!」と思った私は、ID公開講座入門編、応用編を経て、教授システム学専攻出願に至りました。

実際に入学されて、いかがでしたか。

ID公開講座でオンラインコースを体験して、入学後の大変さはイメージできているつもりでしたが、比ではありませんでした。途方に暮れそうな量のタスクの締め切りが次から次へと迫りくる状況は、まさに一難去ってまた一難。それでも何とか乗り越えられたのは、同期のみんなで大変な思いを吐き出し、励まし合える環境があったからこそだと思います。この年になってこんな仲間ができるなんて、本当にありがたいことだと感謝しています。

また、異業種異分野の仲間との協調学習やIDのプロである先生方からのフィードバックは、思っていた以上に学びを深め、世界を広げてくれるものでした。コース上のそうした学びのデザインに学ぶことも多かったです。

どのように学習を進めましたか。

課題を進められる日もあれば、把握するにとどまる日、課題に向き合っても答えが出ない日などなど様々でしたが、毎日必ず学習ポータルを開き何かしら取り組むようにしていました。電車での通勤時間は課題の資料や参考文献を読むことに充てました。休日になると「やった、ゆっくり課題ができる」という気持ちなる自分に気づき、マヒしていると感じたものです。充実感に満ちた寝不足の日々の中で、全体を通して、学んだ端から自分の業務に応用することを意識しました。

教授システム学専攻での収穫は何ですか?

ここに入らなければ決して得られなかった素敵な出会いに恵まれたこと
(これからも広がっていくと思います)
学位が得られたこと
自分の中に理論の礎ができたこと

学んだことは、お仕事にどのように活かせていますか?

自分が担当する授業やコースの改善、先生方から授業についてのアドバイスを求められた時、シラバスやカリキュラムの設計と見直し、学校行事や教職員研修の設計・運営・改善、組織文化の醸成など、学校運営に関する様々な場面で活かすことができています。子育てにも活かせるなと感じています。

最後に、これから入学を考えている人にメッセージをお願いします。

仕事をしながらオンラインで学ぶことは想像以上に大変で、オンラインならではの難しさもあります。ですが、合宿や学会などに足を運べば、先生方や仲間の熱を直接感じ、ヒントや刺激を得てやる気がチャージできます。職場で改善したいテーマを抱えている方にとっては、学びの1つ1つを自分の業務の文脈で考え、その延長で研究に取り組むことが可能です。業種や分野を問わず誰でもそういう取り組み方ができるところが、IDを専門とする本専攻の大きな魅力だと思います。そうやって取り組んでいるうちに、業種や分野が異なる人たちと同じものさしを使って話せるようになっていく、それもとっても楽しいことです。ぜひ味わっていただけたらと思います。

(2019年11月メールインタビュー)

 

※ 登場している方々のご所属および本専攻のカリキュラムや科目に関する記述は、インタビュー当時のものです。