自律学習支援編有料版受講者(第4期)募集のお知らせ

自律学習支援編有料版第4期の受講者を募集しています。

教えすぎる授業ではなく、自ら学ぶ学生を育てるための工夫を授業に導入してみませんか。
高等教育機関(大学、短大、専門学校等)での授業改善にご興味のある方は是非ご応募ください。

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自律学習支援編有料版受講者(第4期)募集のお知らせ

 
   

教授システム学専攻ニューズレター 2024年5月号(第15号)

みなさま、変わりありませんでしょうか。教授システム学専攻ニューズレター担当の久保田です。3月には、日本教育工学会春季全国大会を修了生・在学生そして関係教員のみなさまといっしょにチーム熊本として無事行うことができました。

4月からは21名の新入生を迎え、新年度がスタートしました。そして、みなさん激しく学んでいらっしゃいます。今年度も秋に向けて各種イベントがはじまります。教育システム情報学会全国大会の発表申し込み・原稿提出は5月29日まで、日本教育工学会秋季全国大会の一般研究発表申し込み・原稿提出は6月18日までですね。JSiSEは浦安ですね。新しいエリアもオープンするので魅力いっぱいですね。

今回の情報はこちら

  1. 教育システム情報学会(JSiSE)全国大会
  2. 日本教育工学会(JSET)秋季全国大会
  3. International Conference for Media in Education(ICoME)
  4. 実施報告:2023年度学位記伝達式およびeLP認定証授与式イベント(久保田)
  5. 実施報告:2024年度入部式イベント(久保田)

1. 教育システム情報学会(JSiSE)全国大会

JSiSEは創立50周年を迎えます。教授システム学専攻の教員の多くが参加する教育システム情報学会(JSiSE)全国大会です。8/27から8/29の日程で行われます。研究発表や聴講はもちろん、専攻関係者と対面で会える機会でもあります。発表練習合宿などの企画も見逃せません。発表の申し込み・原稿提出は5月29日までです。なお、6月5日まで原稿を修正できるようです。博士研究や修士研究の内容で発表する場合は、事前に指導教員に相談しましょう。

日時:2024年8月27日(火) – 29日(木)
会場:明海大学 浦安キャンパス
https://taikai2024.jsise.org/

2. 日本教育工学会(JSET)秋季全国大会

教授システム学専攻の教員の多くが参加する日本教育工学会(JSET)秋季全国大会です。9/7から9/8の日程で行われます。研究発表や聴講はもちろん、専攻関係者と対面で会える機会でもあります。発表練習合宿などの企画も見逃せません。発表の申し込みおよび原稿提出は6月18日 17時までです。博士研究や修士研究の内容で発表する場合は、事前に指導教員に相談しましょう。

日時:2024年9月7日(土) – 8日(日)
会場:東北学院大学 五橋キャンパス(仙台)
https://www.jset.gr.jp/taikai45

3. International Conference for Media in Education(ICoME)

International Conference for Media in Education(ICoME;アイカム)は、日本、韓国、中国、アメリカの関係学会が連携して行われている国際学会です。今年は明治大学中野キャンパスでの開催が予定されています。詳細は日本教育メディア学会のICoMEのページおよびICoME2023のWebページをご覧ください。educationというトップレベルドメインがあるのですね。調べると2014年からあったのですね。
(参考:日本教育メディア学会)https://jaems.jp/icome/

日時:2024年8月21日(水) – 23日(金)
場所:明治大学中野キャンパス
https://2024.icome.education/

4. 実施報告:2023年度学位記伝達式およびeLP認定証授与式イベント

熊本大学教授システム学専攻 久保田真一郎

2024年4月13日(土)に2023年度博士前期課程の修了者の学位記伝達式およびeLP認定証授与式イベントを行いました。東京会場とオンラインとのハイブリッドでの開催で、修了者を含むオンライン11名、東京会場参加51名の計62名の方に参加いただきました。また、優れた修士研究を同窓会が表彰する同窓会賞の発表があり、馬場政尚さんとその主指導教員の江川 良裕先生が受賞されました。おめでとうございます。特定非営利活動法人デジタルラーニングコンソーシアム副会長の寺田様にご臨席を賜り、修了生に対してお祝いの言葉をいただきました。同窓会の方が中心となって懇親会も企画され、修了をお祝いするとても心地よい1日になりました。博士前期課程を修了した17名の皆様、本当におめでとうございます。今後の活躍を期待しています。

5. 実施報告:2024年度入部式イベント

熊本大学教授システム学専攻 久保田真一郎

2024年4月13日(土)に2024年度入部式イベントを行いました。東京会場とオンラインとのハイブリッドでの開催で、新入生を含むオンライン3名、東京会場参加38名の計41名の方に参加いただきました。教授システム学専攻と包括連携協定を結んでいる株式会社富士通ラーニングメディア代表取締役社長の佐竹様にご臨席を賜り、お祝いの言葉をいただきました。博士前期課程17名、博士後期課程4名の新入学をお祝いするイベントとなりました。新入生のみなさん、入学おめでとうございます。そして、教授システム学専攻での学びを楽しんでください。

編集後記

新年度が始まり、新入生の学びがスタートし、今年度修了を目指す方々の研究がスタートしました。みなさんとともに激しく学び、研究したいと思います。GSIS-TV https://www.youtube.com/@GSIS-TV も応援よろしくお願いいたします。コンテンツなどあればお知らせください。
関係の皆様が教授システム学専攻の情報をキャッチするきっかけになればと思います。アイデアや改善点などご連絡いただけると助かります。引き続きよろしくお願いいたします。(ニューズレター 担当:久保田)

熊本大学大学院 教授システム学専攻「学位記伝達式」「eLP認定証授与式」が行われました

 

4月13日(土)、熊本大学大学院 教授システム学専攻の学位記伝達式、eLP認定証授与式が行われました。
(会場:東京国際交流館 プラザ平成)
大学院を修了された皆様、おめでとうございます。

eLPとは「eラーニングプロフェッショナル」の略で、特定非営利活動団体デジタルラーニング・コンソーシアム(https://www.elc.or.jp)が認定する資格です。
この資格は、企業・高等教育機関・公共機関において 、e-Learningを導入・活用する際に必要な戦略策定や、
導入の企画・設計・開発・運用・評価をする知識、スキルをもつeラーニング専門家を資格認定するもので、
「マネジャー」「エキスパート」「チューター」「コンサルタント」「ラーニングデザイナー」
「コンテンツクリエーター」「SCORM技術者」の7つの職種に分かれています。
同専攻では、修得した単位に応じ、「チューター」を除く6つの職種について、資格を取得することができます。

2023年度は、11名23資格が認定されました。この式典では、DLC副会長 寺田佳子氏に来賓挨拶をいただき、eLP研修委員会委員長 橋本賢一氏より、eLP(eラーニングプロフェッショナル)認定証を授与いただきました。

FD活動デザイン編有料版受講者(第3期)募集のお知らせ

教育改善スキルオンラインプログラムFD活動デザイン編有料版第3期の受講者募集を開始しました。

大学のFD研修にご興味のある方は是非ご応募ください。

申し込み、プログラムの詳細はこちら

 

科目デザイン編有料版受講者(第10期)募集のお知らせ

 

教育改善スキルオンラインプログラム科目デザイン編有料版第10期の受講者を募集しています。
高等教育機関において、授業を改善したい、もっと効果的な授業にしたい、授業設計の基礎を身につけたいなど、授業に関する様々なお悩みを解決します。

高等教育機関での授業改善にご興味のある方は是非ご応募ください。

申し込み、プログラムの詳細はこちら

教授システム学専攻ニューズレター 2024年1月号(第14号)

教授システム学専攻ニューズレター担当の久保田です。みなさまにとって穏やかな1年となりますことを祈念しております。参加申込が始まっているイベントもありますので、確認して申し込んでください。このニュースレターは不定期の発行ではありますが、みなさんが教授システム学専攻や教授システム学研究センターの情報をキャッチするきっかけになれば幸いです。

今回の情報はこちら

  1. 博士前期課程公開学位審査会
  2. 2023年度教授システム学実践研究会(発表募集)
  3. 学位記伝達式
  4. 博士後期課程全体ゼミ

1. 博士前期課程公開学位審査会

2024年2月2日(金)午後と2月3日(土)午後に2023年度博士前期課程修了予定者の公開学位審査会が行われます。

日 時:2月2日(金)15:00から17:00(予定)と2月3日(土)13:45から17:30(予定)
会 場:2月2日(金)はオンライン,2月3日(土)は熊本大学くすのき会館(配信あり)

参加申込は下記ページからどうぞ。
https://forms.gle/KAq1RSiAXE8sy7T57

2. 2023年度教授システム学実践研究会(2月)

2024年2月3日(土)-4日(日)に2023年度教授システム学実践研究会を下記の通り開催いたします。2023年度教授システム学実践研究会では、ポスターセッションおよび研究構想メンタリングセッションが行われます。

日程:2024年2月3日(土)夕方-4日(日)正午 (時間はプログラム決定までに調整)
場所: 和風旅館 金時( https://kintoki-spa.com/ )

参加登録: https://forms.gle/DUveDAKUvLa8ridz8

2024年2月3日(土)には公開学位審査会が予定されています。

3. 学位記伝達式

2024年4月13日(土)に学位記伝達式およびeLP認定証授与式を行います。当日は、修了者によるポスターセッションや同窓会主催のイベント、同窓会総会などが予定されています。対象者には追って参加申し込みや詳細について連絡いたします。

日時:2024年4月13日(土) 10:00-17:00
(プログラムなどにより時間が変更となる場合があります)
会場:東京(会場調整中)およびオンラインのハイブリッド開催

4. 博士後期課程全体ゼミ

2024年4月14日(日)に博士後期課程全体ゼミを行います。今のところハイブリッド形式での実施を予定しています。全体ゼミとは、博士後期課程学生が互いの研究活動について共有し、学生相互および博士後期課程の指導を担当する教員全員でディスカッションする機会になっています。自分の現在位置に、アクションプランを検討する良い機会ですので、発表して共有しましょう。詳細は戸田専攻長から案内があります。

編集後記

GSIS-TVをはじめました。よかったら登録お願いいたします。
合田先生によるAECTレポート。最終回の第4回は、AECTのポスターで見る教育テクノロジーの歴史です。ぜひともご覧ください。
https://youtu.be/ZYkT6MvjHdc
(ニューズレター 担当:久保田)

 

教授システム学専攻ニューズレター 2023年11月号(第13号)

教授システム学専攻ニューズレター担当の久保田です。熊本大学黒髪キャンパスで大学祭が行われました。秋ですね。先日、阿蘇に行ってきました。下の写真は秋のお裾分けです。博士前期課程公開学位審査会や合宿の参加申込などの情報については追ってお知らせします。

今回の情報はこちら

  1. 第35回eラーニング連続セミナー
  2. 開催報告:2023年度教授システム学実践研究会
  3. 開催報告:LT連続WS(第6回)「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」その2

1. 第35回eラーニング連続セミナー

2023年11月18日(土)に第35回eラーニング連続セミナーが開催されます。米国国立科学財団(NSF)のSTEM教育局、フォーマルとインフォーマルな学習に関する研究部門(DRL)のプログラムオフィサであるステファニ・ティズリー博士にご登壇いただきます。NSFが助成する研究プロジェクトの事例をもとにSTEM教育研究をリードする喫緊の課題などについてお話しいただきます。

日時:2023年11月18日(土)13:30 – 15:00
場所:熊本会場およびオンライン(Zoom)のハイブリッド開催
[熊本会場] 熊本大学くすの木会館 レセプションルーム
[オンライン] Zoom(Zoom会議室の情報は参加申込ののちに通知)

参加申込はこちら
https://www.ield.kumamoto-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=706

2. 開催報告:2023年度教授システム学実践研究会

熊本大学教授システム学専攻 久保田 真一郎

2023年9月30日(土) – 10月1日(日)の日程で、筑後広域公園内にある筑後船小屋公園の宿で2023年度教授システム学実践研究会を開催しました。1日目は研究発表で、修士研究に関する発表が6件、博士研究に関する発表が2件ありました。発表会後にはオンライン会場と現地会場とに別れてではありますが感想戦が行われ、発表後の振り返りとなった様子でした。2日目は特別セッションとして教授システム学専攻のマジュンダール・リトジット先生に「LAreflecT: A Platform Facilitating Reflective Micro-learning and its Multimodal Learning Analytics」というタイトルで講演いただきました。実際に参加者がMoodleやBookRollに触れながらの講演で使用を実感しながら話をうかがうことができました。2日目の後半は研究の構想を共有して研究活動を検討する「研究構想メンタリングセッション」が行われました。各テーブルに別れて研究構想マップを中心に激しく白熱したディスカッションが展開されていました。ここでまかれた種が大きな研究へと育つことを期待しつつ、研究会を終えました。

3. 開催報告:LT連続WS(第6回)「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」その2

熊本大学教授システム学専攻 喜多 敏博

2023/10/29(日)10:30 からオンラインワークショップを行いました。8月の同名のワークショップの続編です。参加登録者75名、実参加者50名でした。前回と同様に、OpenAI が提供する GPT API を、Jupyter Notebook 上の python で利用する実習を参加者に行ってもらいました。
前回と違うのは、小テスト問題(選択問題、穴埋め問題など)を自動生成する際に、なにか与えられた文章に基づくようにプロンプトを書く方法を試してもらったことです。また、その元になる文章として利用するために、紙の書籍をスキャンした画像をGoogleドライブ内で開くことで文字に変換したり、講義動画の音声から OpenAI Whisperを用いて字幕を作ったりして、文字データを作成することを実習しました。
参加者からは、実際の教育現場で使えそう、問題生成の具体的なノウハウが満載でとても有益だった、などの好評を得ることができました。年度内にまたワークショップを実施できればと思っています。

当日用いた資料や Jupyter Notebook ファイルは、

https://mdqu.rcis.jp/course/view.php?id=26

でご覧ください。

編集後記

みなさんが教授システム学専攻や教授システム学研究センターの情報をキャッチするきっかけになればと思います。良いアイデアや改善点などご連絡いただけると助かります。引き続きよろしくお願いいたします。
(ニューズレター 担当:久保田)

2023年11月11日(土)、オープンスクール(入科相談会)を開催いたします。

熊本大学大学院教授システム学専攻では、2023年11月11日(土)にオープンスクール(入科相談会)を開催いたします。
お申込は、こちらからお願いします。https://forms.gle/nnWUrqih4FCJFuvR8

プログラムの概要

◆ 日時:2023年11月11日(土)10:00 – 12:00
◆ 会場:Zoomにて開催します。URL、パスワードはお申し込み受付け後にお知らせいたします。
◆ 参加費:無料
◆ 申し込み:要事前申し込み
◆ 定員:30名(先着順)
◆ 内容
1 eラーニングによる学習および入学試験について紹介
熊本大学大学院 教授システム学専攻はすべてオンラインで学ぶことができます。本オープンスクールでは、実際にどのようにして学びを進めていくかをeラーニングコンテンツをお見せしながら、ご紹介します。入学試験についてもご紹介します。
講師:熊本大学大学院 社会文化科学教育部 教授システム学専攻
    喜多 敏博 教授/専攻長 https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/professors/toshihiro-kita/
    合田 美子 准教授 https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/professors/yoshiko-goda/
2 教授システム学専攻 体験談
教授システム学専攻の在校生、修了生が専攻での学びやキャリアなどについてお話します。
3 個別相談会
皆さんの疑問・質問に教員、在校生、修了生が直接お答えします!

申込サイト:https://forms.gle/nnWUrqih4FCJFuvR8

教授システム学専攻ニューズレター 2023年9月号(第12号)

教授システム学専攻ニューズレター担当の久保田です。熊本も少しづつですが涼しさを感じるような時期になってきました。10月の研究会、第35回eラーニング連続セミナーなどイベントがあります。ぜひチェックしてください。公開講座など、知り合いの方で興味がありそうな方にお知らせいただければ幸いです。日程調整中ですがオープンスクールも予定されています。また,公聴会(2/2予定),公開学位審査会(2/3予定),次回研究会(2/3-4予定)もご予定ください.

今回の情報はこちら

  1. 2023年度教授システム学実践研究会
  2. 第35回eラーニング連続セミナー
  3. 公開講座
  4. 開催報告:LT連続WS(第5回)「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」
  5. 参加報告:教育システム情報学会(JSiSE)全国大会
  6. 参加報告:日本教育工学会(JSET)秋季全国大会
  7. 開催報告:第34回eラーニング連続セミナー
  8. 専攻長オフィスアワー

1. 2023年度教授システム学実践研究会

かつて夏合宿と呼ばれていましたが、研究会に生まれ変わりました。対面(一部、ハイブリッド)での開催を予定しています。

2. 第35回eラーニング連続セミナー

国内外の著名なeラーニングの専門家をお招きして行っている熊本大学eラーニング連続セミナーのご案内です.多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております.

STEM教育研究の最前線 – NSF助成研究プロジェクトの事例から –
Trends in Research Funded by NSF’s Division of Research on Learning in Formal and Informal Settings (DRL)

  • 日時:2023年11月18日(土) 13:30 – 15:00
  • 会場:熊本大学くすの木会館 レセプションルーム および オンライン(Zoom)
  • 詳細・お申込:https://www.ield.kumamoto-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=706
  • 講師:Stephanie D. Teasley, Ph.D.
       Program Officer,
    Division of Research on Learning in Formal and Informal Settings (DRL),
    STEM Education Directorate,
    US National Science Foundation (NSF)
  • 概要:
    米国におけるSTEM教育研究をリードする喫緊の課題とは何か?K-12の学習について調査するために、どのようなアプローチや研究方法が用いられているのか?研究者たちは、どのようにしてフォーマルな教育とインフォーマルな教育を橋渡しするのか?米国国立科学財団(NSF)のSTEM教育局、フォーマルとインフォーマルな学習に関する研究部門(DRL)のプログラムオフィサであるステファニ・ティズリー博士が、NSFが助成する研究プロジェクトの事例をもとに、これらの疑問に答えます。また日本の研究者がNSFの研究に参加する可能性についても議論します。
    What are pressing questions leading STEM education research in the United States? What approaches and research methods are being used to investigate learning in grades K-12? How are researchers building bridges between formal and informal education? Dr. Stephanie Teasley, a Program Officer at the US National Science Foundation (NSF) in the STEM Education Directorate, Division of Research on Learning in Formal and Informal Settings (DRL), will address these questions with examples of NSF-funded research projects. She will also discuss possible opportunities for Japanese researchers to participate in NSF research.

3. 公開講座

毎年実施しております「インストラクショナルデザイン公開講座(入門編および応用編)」を、本年度も開催いたします。昨年度に引き続き、Moodleによる事前/事後学習および同期型ワークショップで行います。入門編は昨年度と同様に同期型のオンライン研修、応用編は同期型のオンライン研修に加え、一部の回を対面型の会場研修で実施する予定です。

ご興味をもっていただけそうな方へお知らせいただければ幸いです。

https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/koukaikouza/

4. 開催報告:LT連続WS(第5回)「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」

熊本大学教授システム学専攻 喜多 敏博

2023/8/26(土)14:00 からオンラインワークショップを行いました。参加登録者78名、実参加者56名でした。OpenAI が提供する GPT API を、Jupyter Notebook 上の python で利用する実習を参加者に行ってもらいました。

様々なトピックのオンライン教材向けの文章(説明文や小テスト問題)を生成し、それを元に教材原稿を試作し、またその原稿をMoodle(オープンソースのオンライン学習システム)の「ページ」や「小テスト」として利用できるフォーマットに変換することも試してもらいました。

参加者からは、GPTに与えるプロンプトの工夫の仕方がわかった、などの好評を得ることができました。近くまた次のワークショップを企画しています。

当日用いた資料や Jupyter Notebook ファイルは、

https://mdqu.rcis.jp/course/view.php?id=26

でご覧ください。

5. 参加報告:教育システム情報学会(JSiSE)全国大会

熊本大学大学院教授システム学専攻 後期課程1年 古堅裕章

2023年8月29日(火)- 31日(木)に2023年度教育システム情報学会(JSiSE)全国大会(第48回)が近畿大学東大阪キャンパス(会場)とオンラインによるハイブリッドで開催されました。本大会では4年ぶりに懇親会や現地企画が開催され、大会参加者は416名(うち現地参加者322名)、懇親会には151名の方が集まりました。

本大会のテーマは「XR がもたらす学びの場と新しい学習教育の可能性」であり、私も「VRとWeb ARを用いた人体解剖模型学習用ゲーム教材の開発」を発表させていただきました。前日の専攻学会合宿(発表練習合宿)では、食事会後の2次会のような雰囲気にはじめは少し戸惑いながらも、(ほんとうに)忌憚のない意見を多くいただくことで、多くの学びを得ることができました。直前での修正は大変でしたが、結果的にはひと回りもふた回りもレベルアップした学会発表を行うことができました。

来年は学会設立50周年で、千葉県の明海大学にて開催されます。発表練習会の雰囲気もつかめましたので、来年も専攻会合宿から参加して楽しく学びを深めていきたいと考えています。

  • 日時:2023年8月29日(火) – 31日(木)
  • 会場:近畿大学 東大阪キャンパス/オンライン(ハイブリッド開催)
  • https://taikai2023.jsise.org/

6. 参加報告:日本教育工学会(JSET)秋季全国大会

熊本大学大学院 教授システム学専攻 2年 中垣達

楽しく激しく学んでいる毎日ですが、暑くて熱い日本教育工学会(JSET)2023年秋季全国大会&発表合宿に参加してきましたのでご報告させていただきます。

まず9月15日(金)と9月16日(土)の夜に本専攻の発表合宿がありました。これは発表本番に向けて発表ポスターを持ち込んで練習を行うイベントです。発表の練習はもちろんですが、同期・後輩や教員の先生方から様々な視点でアドバイスをもらうことができる貴重な機会です。私は学会1日目に発表予定であったためその前日の9月15日(金)に発表練習を行いました。ここで練習しておけば本番に向けて準備万端という感じですね。

そして9月16日(土)~9月17日(日)に日本教育工学会(JSET)が京都テルサで開催されました。9月なので季節としては秋のはずですが、会場までの道のりは非常に暑くて夏そのものでした。9月16日(土)の午前は一般研究発表/企画セッションで、自分はポスター発表を行いました。発表合宿に参加していたのでスムーズにプレゼンテーションを行うことでき、新しく作ったばかりの名刺が大活躍しました。午後はシンポジウム、一般研究発表、懇親会でした。9月17日(日)の午前も一般研究発表/企画セッションで同期のポスター発表を応援してきました。午後はチュートリアルセッション/シンポジウムでした。今回驚いたのはポスターを持ち時間の50分で張り替える完全入れ替え制であった点です。それだけ発表者が多くて熱い学会でした。

あっという間に時間が過ぎて「オプションが大事」という意味を実感した3日間でした。

  • 日時:2022年9月16日(土) – 17日(日)
  • 会場:京都テルサ
  • https://www.jset.gr.jp/taikai43/index.htm

7. 開催報告:第34回eラーニング連続セミナー “Design and Evaluation of Effective Online Collaborative Learning: Applicatiotn of Community of Inquiry”

熊本大学教授システム学専攻 博士後期課程 鈴木真保

2023年9月19日(火)に「第34回熊本大学eラーニング連続セミナー」を、熊本大学くすのき会館とオンラインによるハイフレックス型で開催しました。会場・オンライン合わせて50名ほどの参加があり、盛況のうちに終了いたしました。

今回は米国パデュー大学からJennifer C. Richardson博士と前田有希子博士のお二人をお招きし、Community of Inquiry(CoI)フレームワークについて、ご講演いただきました。CoIは社会構成主義に基づくオンライン協調学習の設計と評価に活用できるものです。講演の後には聴講者からご自身の問題意識に基づく質問・コメント等もいただき、有意義な討論ができました。今後の教育実践に活かせるヒントを得ていただけたのではないかと思います。

8. 専攻長オフィスアワー

専攻長オフィスアワーは、正規生(M1, M2, D)を対象に教授システム学専攻の専攻長が東京オフィスにてオフィスアワーを行います。予約は不要で、学習に限らず、何でも相談できる機会です。客員教授の鈴木克明先生にもご一緒いただく予定です。詳しくは、メーリングリストによる通知を確認してください。10月以降の予定です。日程は調整される可能性もあります。いずれも 15:00~17:00 の予定です。

10月8日(日), 11月12日(日), 12月9日(土), 1月20日(土), 2月18日(日), 3月17日(日)

編集後記

関係の皆様が教授システム学専攻や教授システム学研究センターの情報をキャッチするきっかけになればと思います。アイデアや改善点などご連絡いただけると助かります。引き続きよろしくお願いいたします。

(ニューズレター 担当:久保田)

教育改善スキル修得オンラインプログラム(科目デザイン編)有料版受講者(第9期)募集のお知らせ

この度、熊本大学教授システム学研究センターでは、無料版公開中の「教育改善スキル修得オンラインプログラム(科目デザイン編)https://kyoten1.cica.jp/」の有料版受講者(第9期)を下記の通り募集いたします。皆様の応募をお待ちしております。

 

◆対象者:高等教育機関の現役教員および将来、高等教育機関で教育に携わる予定の大学院生

◆定員:15名(2023年度)

◆受講料:60,000円(熊本大学の大学生・大学院生は無料)

◆学習期間:2023年11月20日(月)~2024年3月15日(金)までの任意の60時間

2023年12月9日(土)と2024年2月11日(日)に対面/同期型研修があります。

*やむを得ない理由がある場合のみ受講延長を認める場合があります。

*オンラインプログラムの無料版はいつでも学習可能です。有料版の学習開始までは、無料版の学習を進めることを推奨します。


◆募集期間:2023年8月10日(木)~9月20日(水)

*募集締切後に審査の上、受講者を決定・通知します。

◆申し込み:
https://forms.gle/rH7r9HAmBWqokK8Q7

*申し込みの際に担当科目の概要資料(フォーマット指定)を提出していただきます。

詳細は、以下をご覧ください。
https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/2023onlineprogram04/


◆本件に関する問い合わせ先

熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構
教授システム学教育実践力開発拠点
kyoten@go.gsis.kumamoto-u.ac.jp