研究者の声


中野 裕司(なかのひろし)
中野 裕司(なかのひろし) Webの発展により,情報検索,SNSによる情報発信や共有,ショッピング,百科事典,翻訳,会話の相手,家電制御等々様々なことが実現し,今や生活の一部になっていますし、さらに次々と新しいアイデアが登場しています.教育に関しても,従来の教育を置き換えるだけではなく,Webなくしては不可能だったと言わせるような教育効果の高い仕組みを一緒に考え実現していきましょう.

戸田 真志(とだまさし)
戸田 真志(とだまさし) 細部に至るまで、徹底したコダワリが透けて見えるような緻密な研究活動を行いたいと考えています。そのためには、寝ても覚めても、「徹底的に」考えることこそ重要だと思います。それは、誰にでもできるが、実は大変難しく、研究の新たな世界を拓く最大で唯一の武器だと思います。世の中の「アタリマエ」への挑戦をご一緒できれば、と思います。

喜多 敏博(きたとしひろ)
喜多 敏博(きたとしひろ) ニッチであっても、他の誰も見たことのないものを実現する研究をしたいと思っています。
現在進行中あるいは興味を持つテーマとしては、

  • Moodle等のeラーニングシステムのカスタマイズ・機能強化
  • ユーザの関与を引き出すユーザインターフェイス
  • Web技術を用いたインスタレーション
  • 人工知能技術を応用した教育

等です。

江川 良裕(えかわよしひろ)
江川 良裕(えかわよしひろ) リチャード・ワーマンが述べたように、コミュニケーションの大部分は誰かに「××して欲しい」というインストラクション=教育であり、マーケティングにおける広告などのプロモーションは態度変容を促す「教育」と位置づけられます。教育の範疇をより広く捉えること、さらには、理論や手法に関しても、私の専門分野である経営学のフィールドでの人材育成、行動経済学などに加え、表現などクリエイティブな分野に興味をもっています。例えば、飲食店などのトイレの男性便器に「的」が書かれている、Webの情報デザインによって購買率が変化する、そういったちょっとした行動変容っておもしろいと思いませんか?

合田 美子(ごうだよしこ)
合田 美子(ごうだよしこ) 教育実習を終えて「もっと良い先生になりたい」と、学部を卒業して修士課程に入学した22歳。入学式で指導教官の祝辞は「幸か不幸か、君たちは、研究者としての道を歩き始めてしまった…」ではじまりました。予期しなかった「研究者」と言う言葉。あれから、多くの年月が流れました。教育の影響力におののき、学びの可能性に圧倒されながら、最適解を求めて研究と実践を往還してきました。これからも、世界中の人々、未来の人々の幸せに少しでも貢献できるよう、選択した道を全うしたいと思います。

久保田 真一郎(くぼたしんいちろう)
久保田 真一郎(くぼたしんいちろう) オンラインで学ぶ人の学ぶ支援をしたい。そんな思いで取り組んでいます。特に、情報システムを活用して、学びの効果・効率・魅力を高めたいと考えています。情報システムを使うと、学ぶ人の操作する情報やアクセスする情報を収集できます。それらを入力データとして、学ぶ人にあわせたフィードバックを出力する情報システムを目指しています。ともに学びの効果・効率・魅力を高める方法を共有しましょう。

マジュンダール リトジット
マジュンダール リトジット 研究って美しいですね! 探求の一側面について深く考え、知識の境界を少しだけ前進させることは喜びを与えます。 学習分析の研究では、学習を理解するだけでなく、学習環境でのさらなるサービスとその使用に関する実践を作成することで、その体験をさらに豊かにすることを目的としています。 追求している研究課題と、方法、結果、解釈を調整することは、私にとって重要で意味があります。

鈴木 克明(すずきかつあき)
鈴木 克明(すずきかつあき) 研究は自分の周りの人を幸せにするためにやるものだ。研究のための研究に終わらせないために、有用性を特に意識しなさい、という意味で学生に言い続けている。自分の身の回りを眺めて、こうなったらいいな、と思う題材を取り上げる。あるいはこんなものがあったらみんなに喜ばれるだろうな、という夢から出発する。その現場からの発想を研究らしく仕上げるお手伝いをするために、指導教員が存在する。何を特徴として主張すれば修士論文になるかを考え、それをしっかり主張すること。それができれば十分だ。でも、博士論文はそうはいかない。博士課程は修士課程の延長線上にはない。研究者として自立できることを主張する必要がある。どうやったら学会の査読付き論文に採録されるかを一緒に考えることはできるが、教員が答えを持っているわけではないことも理解してほしい。博士号は瞬間最大風速でもいいから世界一になった人に与えられるものだから。

都竹 茂樹(つづくしげき)
都竹 茂樹(つづくしげき) 「人の行動を変えるのはほとんど不可能!!」。これは私が大学院の時に、教授から言われた一言です。衝撃的でした。 それ以来、私は「どうすれば人はその気になるのか?」、「どうすれば人は行動するのか? 三日坊主で終わることなく継続できるのか?」、そして「どうすれば結果を出せるのか」という課題に真剣に取り組むようになり、その過程で出会ったのがIDです。現在は職域や地域、予防医療の現場において、IDを取り入れて、主に生活習慣病や寝たきりの予防改善プログラムの構築、それらに携わる人材の育成などに取り組んでいます。 しかしIDは疾病の予防改善だけでなく、使い方次第ではどの分野の課題解決にも役立つツールです。皆さんのバックグラウンドは様々だと思いますが、日々課題の解決に悶々としている方、新しいスキルを身につけてキャリアアップしたいという方、ぜひ本専攻を検討してみてください。

平岡 斉士(ひらおかなおし)
平岡 斉士(ひらおかなおし) ゲームや漫画が大好きで,「お勉強」が大嫌いでした。そこで自分がやりたいことをやる時間を増やすために,「お勉強」を最小限にするための学習方法の工夫をしました。それらの工夫は今から思えばIDに即したものでした。貴重な人生を「お勉強」に費やすのはもったいないので,もっとみんなが楽に学べるような工夫を整理してシステム化していきたいと考えています。自分の考えるシステムの理想像はハムスターの「回し車」です。ハムスターは自分の「走りたい」という欲求に基づき,回し車をくるくる回す。人間には良くなりたい,学びたいという欲求が潜在的にあるはずなので,それに即して自然に学べる「回し車」のような仕組みを確立したい,そう考えております。

山下 藍(やましたあい)
山下 藍(やましたあい) 元々の専攻は韓国語、韓国語教育ですが、IDの視点から
韓国語教育をどのようにデザインしていくのかについて興味があります。
「一人でできることは授業ではやらない」をモットーに、
語彙や文法等の基礎知識を、授業外でどのように習得させるのか、
授業外での学習体制の構築を目指しています。